大谷争奪戦、ブルージェイズに番狂わせのチャンスはあるのか 担当記者が見解述べる

2023年12月04日 08:46

野球

大谷争奪戦、ブルージェイズに番狂わせのチャンスはあるのか 担当記者が見解述べる
大谷について語るスポーツネットのベン・ニコルソン・スミス記者(撮影・杉浦大介通信員) Photo By スポニチ
 メジャーリーグのFA市場が活性化するウインターミーティングの開幕を4日(日本時間5日)に控え、3日(同4日)、会場となるテネシー州ナッシュビルのリゾートホテルに球界関係者が集まり始めた。
 最大の注目はやはりエンゼルスからFAになった大谷翔平選手の移籍先。最終候補としてはドジャース、ブルージェイズ、カブス、ジャイアンツ、古巣のエンゼルスが挙げられている。

 「今週末、FA獲得を狙う『小さなグループ』と大谷側がロサンゼルスで直接面談する」と最初に報じたのはスポーツネットのベン・ニコルソン・スミス記者だった。普段、ブルージェイズを取材するスミス記者にとっても、ブルージェイズがそこに含まれたのは少々意外だったようだ。

 「ブルージェイズが大谷に興味を持ったことは驚かないが、その興味が相互のものだったことには少し驚かされた。ブルージェイズがゲレーロ、ビシェットといった若い好選手を抱えていることは大谷に魅力的に映るかもしれない。施設がしっかりしていることも助けになる可能性がある。そして彼らは2024、2025年に勝ちにいっている。ブルージェイズは真剣で、獲得するために必要な資産を持っている」。今週末、面談が行われているとすれば、大谷が結論を出す日は遠くはなさそうだ。

 スミス記者は「みんながドジャースに行くと予想していて、私もドジャースだと思う。ただ、カブス、ブルージェイズもチャンスがあるなら挑まなければいけない」と述べた上で、「予想の契約は13年5億6000万ドルだ。13年契約を提示し、1年ごとの年俸を分散させようとするチームが出てくるんじゃないかと思う」と付け加えた。大谷争奪戦のダークホース、ブルージェイズに番狂わせのチャンスはあるのか。カナダのベースボールファンも固唾を飲んで見守っているはずだ。(テネシー州ナッシュビル・杉浦大介通信員)

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