学童野球・千葉マリーンズ杯 美浜区選抜が投打かみ合い連覇

2023年12月04日 06:00

野球

学童野球・千葉マリーンズ杯 美浜区選抜が投打かみ合い連覇
千葉マリーンズ杯で優勝した美浜区選抜 Photo By スポニチ
 学童野球の第25回千葉マリーンズ杯争奪選手権の準決勝、決勝が2日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。決勝は投打がかみ合った美浜区選抜が5―0で稲毛区選抜に完封勝ち。2年連続9度目の優勝を果たした。
 優勝を決定付けたのは身長1メートル65の大砲のバットだった。1―0で迎えた6回だ。2死二、三塁から松沢蒼(幸町リトルインディアンズ)が「内角低めをうまく打てた」と振り返った打球は左中間へのランニング3ランとなった。千葉市陸上大会100メートル部門で優勝している俊足の持ち主は悠々と生還し「憧れのマリンスタジアムで本塁打を打ててうれしい。将来は大好きなロッテに入ってまたここでプレーしたい」と笑顔を見せた。

 この大会は普段ライバルとしてしのぎを削るチームからメンバーを選抜し代表チームを結成。8チームが頂点を争うもので千葉市の他に習志野市や佐倉市も参加している。全ての試合がロッテの本拠地であるZOZOマリンスタジアムで行われるため千葉の学童球児には憧れの大会となっている。「ベンチ入り選手(最大18人)全員が必ず1度、打席および守備に出場する」という独自のルールもあり、全員がプレーできるのも魅力の1つだ。投手としても先発で2回を無失点に抑えた美浜区の八田朝陽(磯辺シャークス)主将は「マリンスタジアムで投げることができたのは一生の思い出。優勝できると思っていなかったので、とてもうれしい」とチームメートと喜びを分かち合っていた。

《2日の試合結果》
 ▽準決勝
美浜区選抜2―0中央区選抜
稲毛区選抜4―4習志野市選抜
※規定により稲毛区が決勝進出
 ▽決勝
美浜区選抜5―0稲毛区選抜
※美浜区は2年連続9度目の優勝

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