元中日・岩瀬氏、広島・新井監督、西武・松井監督ら プレーヤー部門で殿堂入り候補に

2023年12月06日 05:30

野球

元中日・岩瀬氏、広島・新井監督、西武・松井監督ら プレーヤー部門で殿堂入り候補に
(左から現役時代の)巨人・山口、杉内、西武・松井、広島・新井、中日・岩瀬、荒木、浅尾 Photo By スポニチ
 野球殿堂博物館は5日、来年の野球殿堂入りの候補者を発表。プレーヤー部門では元中日でプロ野球史上最多の1002試合登板の岩瀬仁紀氏(49)、通算2203安打で広島監督の新井貴浩氏(46)、日米通算2705安打で西武監督の松井稼頭央氏(48)ら7人が新たに候補入りした。
 スライダーを武器にリリーフとして活躍した岩瀬氏は最優秀中継ぎ投手に3度、最多セーブに5度輝き、歴代最多の通算407セーブをマーク。07年日本シリーズ第5戦では、8回完全投球で降板した山井の後を受けて2人で「完全試合リレー」を達成した。18年の松井秀喜氏、金本知憲氏以来、史上7人目の候補者初年度での殿堂入りも期待される。

 エキスパート部門では西武前監督の辻発彦氏(65)が候補入り。今年3月のWBCで侍ジャパンを14年ぶりの世界一に導いた栗山英樹氏(62)がどこまで票を伸ばすかも注目となる。選考は各部門ごとに定められた投票資格を持つ報道関係者らの投票で行われ来年1月18日に発表される。

 ▽野球殿堂 日本野球の発展に貢献した人たちの功績を称え、顕彰することを目的に1959年(昭34)に創設された。競技者表彰は現役引退後5年以上経過した人が選考対象となる「プレーヤー表彰」と、監督やコーチ、または選手引退後21年以上経過した人が対象となる「エキスパート表彰」。加えて審判やアマチュアも対象にした特別表彰がある。これまで競技者表彰102人、特別表彰は113人が殿堂入り。

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