巨人・阿部監督 “一発頼み”ではなく目指すは「ヒット0本で1点」 プロセス大事にポジションは固定

2024年01月22日 20:02

野球

巨人・阿部監督 “一発頼み”ではなく目指すは「ヒット0本で1点」 プロセス大事にポジションは固定
巨人・阿部監督 Photo By スポニチ
 BS日テレの特番「4年ぶり!ハワイに集結 日本プロ野球名球会」(後4・00)が21日に放送され、巨人の阿部慎之助監督(44)が“一発頼み”ではなく「ヒット0本で1点取る」野球を目指していくと方針を明かした。
 名球会は昨年12月、4年ぶりにハワイでチャリティーゴルフを開催。その合間に元ヤクルト監督で名球会理事長の古田敦也氏(58)がソフトバンクの小久保裕紀監督(52)と阿部監督の新監督2人にスペシャルインタビューを行った。

 終始和やかな雰囲気で3人でのトークが続くなかで、小久保監督が「ポジションは固定しようと思ってて。どっちかというとユーティリティーが多いんですよ。でも彼らからすると一つのポジションで勝負したらゴールデングラブであったり、ベストナインであったり、そういうタイトルもあるじゃないですか。こっちの都合で便利屋として使われた選手たちをなるべく固定のところで勝負さそうかなっていうので選手たちには伝えてます」と“ポジション固定”の方針を明かした。

 すると、阿部監督は「ホークスにちょっとかぶってしまうんですけど、固定をしてスペシャリストをつくりたい。もちろん結果が全てだって言われるんですけども、プロセスをもっと大事にしていこう、と。たとえば1軍昇格の決め事だったり、そういうことも全て徹底をしてくださいというお願いを僕のほうからしてですね、やらせてもらうつもりなので。もしこれで結果が出なかろうが、そこは継続していけたらなと僕は思ってます」とこちらも“ポジション固定”の方針に追随した。

 また、古田氏から“打倒阪神”について水を向けられた阿部監督は「ボールは振らない、進塁打は打つ、バントは決めるっていう凄い単純なことをしっかりやってたなっていう、徹底されてたなっていうのは感じてました」とライバルを分析したうえで「ホームラン、ホームランでは勝てないっていうのは多分、選手個々が分かったはずなので。どうやったらヒット0本で1点取れるかっていうね、野球を僕は目指していきたいなと思ってます」と自身が目指す野球について語っていた。

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