ロッテ・朗希 調子上げて162キロ!戻った剛速球で圧倒的5回零封「やりたかったことができた」

2024年03月25日 05:30

野球

ロッテ・朗希 調子上げて162キロ!戻った剛速球で圧倒的5回零封「やりたかったことができた」
<中・ロ>5回を投げ2安打無失点と好投のロッテ先発・佐々木(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【オープン戦   ロッテ1―2中日 ( 2024年3月24日    バンテリンD )】 剛速球、のち、ファンのどよめき。ロッテ・佐々木が本来の姿を取り戻した。最速162キロを記録するなど5回2安打無失点、5奪三振。無四球で三塁も踏ませず「フォーム的に良い感じで投げられた。真っすぐで打者を差し込めたので、今日やりたかったことができた」と胸を張った。
 序盤からトップギアで臨んだ。初回をわずか7球で3者凡退。3回2死で迎えた上林の2球目に今春初の大台となる160キロを投じると4球目は162キロを記録。本来の相手を圧倒する投球を続け、60球で予定の5回を投げ終えた。登板後にはブルペンで14球を追加。先発が予定される開幕3戦目、31日の日本ハム戦(ZOZOマリン)へ準備を整えた。

 17日の楽天戦は4回6安打4失点で4四球など、前回登板までの今春の実戦4試合は計10回で9四死球。侍ジャパンの一員として開幕直前の3月にWBCに出場するために急ピッチで調整した昨年とは対照的に、今年はオフにじっくりと体づくりに励めたが、体重や筋肉量など肉体の変化をフォームに落とし込む作業で苦戦した。周囲に助言を受けながらフォームを調整し「感覚的なところでうまく言えないけどアナリストやコーチ、トレーナーに協力してもらいながら、良い形で状態を上げられた」とうなずく。

 バンテリンドームは昨年3月4日の侍ジャパンの中日との壮行試合で日本人最速に並ぶ165キロを投じた思い出の場所。「投げやすい方」というマウンドで快投した。早ければ今オフにもメジャーに挑戦する可能性がある右腕は「ケガなくチームの力になれるように頑張ります」と決意。怪物右腕の勝負の1年が、いよいよ始まる。(大内 辰祐)

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