大谷翔平 違法賭博問題発覚後初対応を米メディアも報道「大谷の決断は一部の球団関係者をも驚かせた」

2024年03月25日 13:06

野球

大谷翔平 違法賭博問題発覚後初対応を米メディアも報道「大谷の決断は一部の球団関係者をも驚かせた」
<ドジャース・エンゼルス>試合前、ハグするドジャース・大谷(右)とエンゼルス・トラウト(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が24日(日本時間25日)、専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が「巨額の窃盗の疑い」で今月20日に球団から解雇された問題についてあす25日(同26日)に取材対応する意向を表明した。
 大谷が水原氏の違法賭博問題について対応を決めたことについて米メディアも次々に報道した。スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は「大谷翔平は沈黙を破る準備ができている」と題した記事を投稿。記事の中で「大谷が話すという決断は、一部の球団関係者をも驚かせたようだ」としつつ、「大谷の決断を球団も認めた」と伝えた。

 スポーツ専門局ESPNも「大谷が通訳解雇後初めてメディア対応予定」と報じ「ロバーツ監督は月曜日に報道陣に話すのは大谷の決断であり、ドジャースからの要請ではないと話した」と伝えた。

 水原氏の解雇を受け、大谷の弁護士が所属するバーク・ブレトラー法律事務所の広報担当者は「我々は大谷翔平が大規模な窃盗の被害者であることを分かり、我々はこの問題を当局に引き渡している」と声明を出した。それ以降、大谷の発言も、事務所からの声明も出ていなかった。

 大リーグ機構(MLB)は22日(同23日)に大谷と水原氏の捜査手続きを開始したと発表。MLBの捜査局(DOI)が両者の捜査を始めている。

 大谷はこの日、ドジャースタジアムで行われたエンゼルスとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場。7回に代打を送られ、移籍後初めて本拠での実戦は2打数無安打1四球で途中交代した。水原氏が20日にチームを解雇された後、初めて米国での試合となったが、本拠ファンはどの選手よりも大きな声援を送り、温かい拍手で大谷を迎えた。試合は2回に4得点して先制したドジャースが5-3でエンゼルスに勝利した。

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