【センバツ】魔の落球に泣いた…熊本国府“九州の由伸”は2回戦で散る「一番悔いが残る」

2024年03月25日 17:19

野球

【センバツ】魔の落球に泣いた…熊本国府“九州の由伸”は2回戦で散る「一番悔いが残る」
センバツ高校野球6日目<阿南光・熊本国府>初回2死三塁、吉岡の打球を落球して失点する熊本国府・坂井(右)(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第6日第3試合   熊本国府0―3阿南光 ( 2024年3月25日    甲子園 )】 熊本国府のエース右腕・坂井理人投手(3年)は5回4安打3失点で敗れた。
 2回戦で散った坂井は「ふがいないピッチングでチームに流れをつくれなかった。一番悔いが残る」と唇をかんだ。

 初回は四球の走者を3番・福田適時三塁打で還された。さらに走者を三塁に置いて打ち取った自身への飛球を薄雲が覆った灰色の空で見失い、落球。2点目を奪われた。

 「声がちっちゃくて通っていなかった」と連係のミスが生んだ2点目が勝負を分けた。

 小さなフォームから球威のあるボールを投げ、“九州の由伸”の異名を誇る。

 初戦は強豪・近江(滋賀)打戦を相手に7回1失点と好投した。

 秋の九州王者として臨んだ初の甲子園。「ベスト4を達成できるように練習したい」と夏に照準を切り替えた。

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