熊本国府・山田監督“俺の失敗に学べ” 2日連続順延で過ごし方について注意喚起

2024年03月25日 05:00

野球

熊本国府・山田監督“俺の失敗に学べ” 2日連続順延で過ごし方について注意喚起
練習を見守る熊本国府・山田監督(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 第96回選抜高校野球大会は24日、天候不良が予想されるため2日連続で中止順延になった。春夏通じて初出場で2勝目を狙う熊本国府は阿南光(徳島)との仕切り直しの一戦を前に甲子園の室内練習場で調整。山田祐揮監督(31)は気の緩みが出ないよう自身の失敗を選手に伝えた。
 熊本工の選手として甲子園に出場した09年夏、雨の影響で日程がずれた。山田監督が反省したのはホテルでの過ごし方だ。当時は2年生の控え選手で「試合に出ないだろうと思って、凄くリラックスしていました」。間食などで体重が4~5キロ増加。1回戦の三重戦は3回から途中出場して、1打数無安打でチームはサヨナラ負けを喫した。“しくじり先生”は「俺はそうやって失敗した」と選手に伝えた。

 18日の近江戦で先発して7回1失点と好投したエースの坂井理人(3年)は「ホテルにいる時間の使い方、変な(中途半端な)時間に変なものを食べないことはずっと言われてきました」と指導を実践中。「完全に疲れは取れました」と再度の快投を誓った。

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