ドジャースはラックス二塁手を辛抱強く使い続けるべきか、それとも他の選択肢に向かうべきか?

2024年06月13日 12:45

野球

ドジャースはラックス二塁手を辛抱強く使い続けるべきか、それとも他の選択肢に向かうべきか?
ドジャースのラックス(AP) Photo By AP
 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が8日(日本時間9日)のヤンキース戦の前に、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がギャビン・ラックス二塁手と1対1で話し合ったと報じている。
 その日、ロバーツ監督はベテランのミゲル・ロハスを二塁で先発させたが、ラックスをまだ見限ってはいないと強調したかったからだ。ロバーツ監督は「結果が出ていないけど、良い打席を続けるようにと伝えた。守備については、1球1球集中して守っていると称えた。これからも彼を使い続けるつもりだし、少し励ましたかった」と説明する。

 23年のラックスは右膝の手術を受けたために全休。今季打者として実戦の感覚を取り戻し、結果を出すには少し時間がかかると想定されていた。しかしながら6月7日終了時点で打率・204,出塁率・257、長打率・281の結果。ワールドシリーズのタイトルを目指すチームはそれほど辛抱強くはいられない。打撃が改善しない場合は、トレードなど、他のオプションを考えていかざるを得ない。

 ラックスは「ジ・アスレチック」の記者に、監督とは外角攻めについてと、メンタリティーについて話し合ったと説明している。話し合いが良かったのか、9日は3安打、11日は2安打と、今季3度目の2試合連続複数安打だった。

 ロバーツ監督はシーズン初めに、ラックスについては少なくとも150打席に達するまで評価はできないと説明していた。現在188打席に達している。「ここ1ヶ月くらいは調子が良くなっていると感じているけど、結果は出ていない。野球というのはそういうスポーツなので仕方ない。でも、試合に出る時間が増え、打席数が増えるにつれて、脚もしっかりしてきたし、シーズンが進むにつれて、さらに良くなっていくと思う」と本人。ドジャースの決断やいかに。

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