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広島・大瀬良 7回零封「出来過ぎかな」交流戦22イニング自責0で両リーグ唯一防御率0点台

2024年06月15日 05:45

野球

広島・大瀬良 7回零封「出来過ぎかな」交流戦22イニング自責0で両リーグ唯一防御率0点台
<楽・広>先発した大瀬良(撮影・篠原 岳夫) Photo By スポニチ
 【交流戦   広島1-0楽天 ( 2024年6月14日    楽天モバイル )】 今の広島・大瀬良にはノーヒットノーラン達成の反動など無縁だった。前回7日に今季最多129球で成し遂げた快挙から1週間、10年ぶり2度目の仙台でも7回を零封した。22イニング連続無失点へ伸ばして防御率0・96。ついに両リーグ唯一の0点台に突入した。
 「出来過ぎかなという部分もある。いつかは打たれる時もある。その時に取り組んできたことがブレないようにやっていければ」

 最大の窮地は3回1死満塁。渡辺佳を内角高めで一ゴロに押し込み、浅村にはカウント2―2から147キロを内角低めいっぱいに決めた。バットを振らせない完璧な1球。いずれも直球で切り抜け「しっかり勝負して全力投球」と胸を張った。

 4回に今季最速に並ぶ150キロ。8試合ぶり今季2度目の無四死球で111球を投げ抜いた。特に光るのは両リーグ規定投球回投手で唯一の被弾0。12、18、15本の2桁が続いた過去3年と違い、球威が復活した何よりの証だ。10回零封の早川と投げ合い「同じ投手としてしびれるというか、感じるものがあった。精進したい」と刺激された。交流戦は3度の登板で計23回1失点(自責0)。防御率0・00で終え「継続できるように積み上げていきたい」とリーグ戦再開を見据えた。

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