ソフトバンク・大津が6勝目 先発転向1年目で日を追うごとに進化

2024年06月30日 06:00

野球

ソフトバンク・大津が6勝目 先発転向1年目で日を追うごとに進化
<日・ソ>先発した大津(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク7-1日本ハム ( 2024年6月29日    エスコンF )】 ソフトバンクの大津が、7回を5安打1失点に抑えて6勝目を挙げた。「点は気にせずに常に0―0の気持ちで投げました。試合をつくることができて良かった。内野ゴロ、三振を狙って取ることができた。良い投球ができたと思います」と好投を振り返った。
 緩急自在の投球でタイミングを外し、日本ハム打線に的を絞らせなかった。8三振を奪い、持ち味である制球力を発揮して無四球だった。6回を終えた時点で球数はわずか78球で3安打と危なげない投球。7点リードの7回に2者連続二塁打を浴びて失点したものの堂々の投球だった。小久保監督も「今日は点差もあったのであそこで代えました」とうなずいた。

 10試合に先発して防御率2・19。先発転向1年目とあって、当初は間隔を空けながらの登板でも疲れが残っていたが、中6日の登板も板についてきた。前回22日のロッテ戦は自己最長の8回を投げて7安打1失点。「多少は疲れもあったがすぐ抜けた。いい調整ができた」と話した。

 大津は「7回につかまってしまったので、反省して次に生かしたい」と向上心をのぞかせていた。先発で場数を踏むごとに頼もしく成長している。

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