錦城学園の元横浜・吉見Jr幹太 高校初本塁打がランニング弾 7回コールド大勝導いた

2024年07月14日 05:00

野球

錦城学園の元横浜・吉見Jr幹太 高校初本塁打がランニング弾 7回コールド大勝導いた
<都大島・都大嶋海洋国際・都国際・都駒場VS錦城学園>4回、ランニング本塁打を放つ錦城学園・吉見(撮影・松永 柊斗) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権東東京大会2回戦   錦城学園8-0都大島・都大島海洋国際・都国際・都駒場 ( 2024年7月13日    神宮 )】 プロ通算44勝の父の前で、高校初本塁打はランニング弾だった。錦城学園の4番・吉見幹太(3年)が6―0の4回2死二塁から、中越えランニングホームラン。3安打2打点1四球と全打席出塁で、7回コールド勝利に貢献した。
 「チームに点が入ったので。そこが一番です。まずは初戦を突破できて良かった」

 父は横浜(現DeNA)などで活躍した左腕で、現在DeNAのアマスカウトを務める吉見祐治氏(46)。普段はバックネット裏が“指定席”だが、この日は父として一塁側の応援席で見守った。愛息の今夏初戦での高校初本塁打には「いいバッティングだったと思います。最後の夏なので悔いのないよう全力で頑張って」とエールを送った。

 1メートル88の長身だった父から1メートル81の体格を受け継ぎ、この日は遊撃手として出場したが投手も担う。名前の由来は「心も体も木の幹のように太く」。16日に正則と対戦する3回戦へ「気を引き締めて備えたい」と冷静だった。(鶴田 杏子)

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