日本ハム2軍が北海道移転検討 施設老朽化や千葉との移動距離を考慮 候補地には恵庭市など

2024年07月14日 06:00

野球

日本ハム2軍が北海道移転検討 施設老朽化や千葉との移動距離を考慮 候補地には恵庭市など
日ハム2軍候補地地図 Photo By スポニチ
 日本ハムが千葉県鎌ケ谷市の2軍本拠地を1軍と同じ北海道への移転を検討していることが13日、分かった。97年開場の鎌ケ谷スタジアムの老朽化が進んでいることや1、2軍の移動距離の解消のため以前から検討されており、候補地には恵庭市、千歳市、苫小牧市などが挙がっている。
 一方、移転には高額な費用が必要で現在の施設を建て替える可能性もある。ファンにとってはドジャース・大谷やパドレス・ダルビッシュらが若手時代に汗を流した思い入れのある場所。2軍が所属するイースタン・リーグの他球団にも移動費の負担増が予想され、関係各所への理解も必要など現時点では実現へのハードルは高いが、1、2軍の選手の入れ替えがスムーズに行えるなど利点も多く、今後も慎重に議論を重ねる。

 球団は「施設が老朽化している現状を鑑みれば、さまざまな検討を行うのは当然必要。現段階では何も決まっていない」とコメントした。ソフトバンク戦後、新庄監督は「(移転構想は)知らない」と語りつつ「(動向は)ちょっと興味深い。どうなるか分からないけど」とも話した。

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