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DeNAはシーズン後半に向けた「救援ローテ」がVへの鍵 番長采配に注目!

2024年07月14日 08:30

野球

DeNAはシーズン後半に向けた「救援ローテ」がVへの鍵 番長采配に注目!
DeNA・三浦監督 Photo By スポニチ
 現在42勝39敗1分けで首位巨人から2ゲーム差3位のDeNA。
 98年以来26年ぶりリーグ制覇、日本一のチャンスは広がっている。22、23年と過去2年も番長にはそのチャンスがあったが、シーズン終盤に優勝チームとの地力の差を見せつけられた。

 まさに三浦政権「3度目の正直」。今後の戦いで鍵を握るのは2点だ。攻撃陣が春季キャンプで取り組んだ「1点を奪うため」の進塁意識を徹底できるか。そして、「救援陣ローテーション」がうまく機能するかだ。

 今季DeNA前半の健闘を支えてきたのは間違いなく救援「新戦力」。坂本裕哉、京山将弥、中川虎大、徳山壮磨投手の頑張り。

 3年目の徳山(29試合)は今季が1軍デビュー。坂本(25試合)、中川虎(22試合)が自己最多登板。京山(12試合)も救援では自己最多と、4投手は「目一杯」の奮闘を続けている。つまり未知の世界に挑んでいる。過酷な夏には疲労も蓄積される。

 そこで待たれるのが、2軍調整が続いている山崎康晃、伊勢大夢、J・B・ウェンデルケンと過去2年の救援陣を支えた3投手の復帰だ。

 山崎は三浦監督がきょう14日巨人戦の1軍昇格を明言した。コンディション不良だったウェンデルケンも、近々2軍で実戦復帰。伊勢はスパートに向け体調回復に努めている。

 恐らく8月の声を聞くと、シーズン佳境でこの3投手が「救援ローテーション」の軸に戻ってくるだろう。そうならなければ「3度目の正直」のゆくえも危うい。

 守護神の森原康平投手とともに「坂虎京徳」は前半戦でMVP級の存在感。後半戦は「ヤスアキ」「伊勢大明神」「ハマのブルドッグ」のローテーションに期待したい。番長は8、9月にどのようにタクトを振るのか。注目だ。 (記者コラム・大木 穂高)

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