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大学時代から凄かった阪神・梅野のボディ 「プロに行く」と直感 地元福岡の治療院・平安トレーナー証言

2024年07月21日 05:15

野球

大学時代から凄かった阪神・梅野のボディ 「プロに行く」と直感 地元福岡の治療院・平安トレーナー証言
阪神・梅野(左)と「平安治療院」平安正充トレーナー(提供写真) Photo By 提供写真
 【セ・リーグ   阪神0ー1広島 ( 2024年7月20日    甲子園 )】 阪神・梅野が地元・福岡で10年以上通う「平安治療院」の平安正充トレーナー(40)が、祝福の言葉を送るとともに生傷の絶えない捕手で試合に出続けてきた男の凄みを明かした。(取材・構成=遠藤 礼)
 梅野君が大学生だった2009年から、体を見させてもらっています。まず初めに感じたのは体幹の強さ。体もでき上がっていて、これは“プロに行く、ケガをしない選手”だなと直感しました。

 主にオフシーズンやキャンプ中にケアをすることが多いですが、一番、気をつけているのは股関節。股関節が使えないと、上半身だけに頼って肩、肘を痛めてしまいます。梅野君は股関節は硬い方なんですが、肩肘を、すごくうまく使えています。ここまで、長く第一線でプレーできている理由だと感じます。

 シーズン中に治療をする機会もありますが“こことここにアザがあります”と教えてくれます。そこは触らないでほしいという意味なんですが、改めて、捕手は過酷で体を張っているポジションなんだなと感じますね。

 これまで私も何人もプロ野球選手を担当してきて、30代になると一回体が変わると聞きます。梅野君も同じで30代になってからはケアの時間も多くなってきていますし、マッサージした時の体の反応も変わってきています。

 昨年5月、関西で会ったときは、成績も思うように出ていない時期で、しんどそうというか、本当に疲れている感じで…。すごく心配したのですが、秋に優勝して涙を流している姿を見て、私もすごくうれしかったです。

 捕手での1000試合出場は体が強くないとなし得ない記録ですし、ただただ、梅野君におめでとうと言いたいです。私としては一日でも長く第一線で活躍する“梅野捕手”を見たいですし、微力ながら、そのサポートをこれからもしていきたいです。

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