甲子園終わったばかり…健大高崎がいきなり強豪と激突!?生方部長「どのチームも手探り」エース石垣が軸

2024年08月26日 20:37

野球

甲子園終わったばかり…健大高崎がいきなり強豪と激突!?生方部長「どのチームも手探り」エース石垣が軸
抽選会に臨んだ生方啓介部長(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 秋季高校野球群馬県大会の組み合わせ抽選会が26日、前橋市内で行われ、別表の通り決まった。
 2季連続甲子園出場中の健大高崎は、春夏含めて15度の甲子園出場を誇る桐生第一、四ツ葉・玉村・榛名・下仁田・藤岡工・長野原で形成する連合チームの勝者と初戦を戦う。

 いきなり強豪と戦う可能性が高まり、生方啓介部長は「まずは投手中心に守りを固めて戦いたい」と警戒。最速153キロ右腕・石垣元気(2年)を中心とした投手陣に期待が懸かる。

 以下は生方部長への一問一答。

――甲子園が終わったばかり…もう秋の抽選。組み合わせが決まった感想は。

 「そうですね。どこの高校と当たっても自分たちのチームをしっかり作って臨むっていうことがまず1つの目標になると思っています。秋の段階ではどのチームも手探り。ピッチャー中心にまずは守りをしっかり固めて戦いたい」

――今夏引退した箱山主将の代は日本一を達成。新チームはどんなチーム。

 「夏も主力でありながら新チームに残る石垣と下重が中心となるでしょう。山田、島田ら新戦力の成長にも期待しています。打つ方は1つ上と比べれば力は落ちるかもしれないですけど、しっかりつないでいきたい。石田と加藤の2人のリードオフマンが引っ張ってほしいですね。1点ずつ、しっかり丁寧に取る野球はできると思う。足も絡めながらね。スケールは大きくないかもしれないが、現実的にやっていこうとイメージしています。長打を打てる子もいるので打線をつくっていきたいですね」

――石田が夏の甲子園に出ていたのは大きい。

 「本当ですよね。1年生で甲子園大会に出場して、やっぱりこう視野も広がって、自分のパフォーマンスがしっかり出せるようになってきています。新チームになってから結果も出ている。いい打線を形成するためのキーになりますね」

――エースの石垣がチームの軸。最上級生として新たなプレッシャーも。

 「下重と甲子園で投げて、そこからまた自覚が出てきた。積極的に自分にも話を聞くようになってきているし、取り組みも変わってきてるのかなと思います。エースとしてしっかり投げていくという気持ちで調整できているので、秋はいい形になると思います」

――黄金世代の1つ下は難しい。

 「そうですね。やっぱりどうしても“前みたいなチームに”と追いかけるし、周りもそういう目で見ますよね。そこで選手たちが自分たちのカラーを出していければ。ミーティングとかメンタル的なサポートをしっかりやっていこうかなと思いますね」

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