日本ハム逆転サヨナラ負けも、途中出場の水野が一時勝ち越しの右越え三塁打

2024年09月02日 06:00

野球

日本ハム逆転サヨナラ負けも、途中出場の水野が一時勝ち越しの右越え三塁打
<西・日>9回2死二塁、水野(右)は適時三塁打(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム5-6西武 ( 2024年9月1日    ベルーナD )】 日本ハム・水野達稀内野手(24)が1日の西武戦に途中出場し、同点の9回に一時勝ち越しとなる右越え三塁打を放った。これが8月24日のソフトバンク戦以来、14打席ぶりの安打となり「良い投手なのでストライクゾーンを積極的に振っていこうと思っていました」と振り返った。
 打撃の状態は良くない。それは自覚していた。それでも「自分の良さは積極性。今日はもう一度、それを出そうと思っていった」と初球を完璧に捉えた。新庄監督も「ああいう時に打つでしょ。こういう時の水野君なのよという話は(ベンチで)していた」と称えた。

 守備でも、7回2死満塁の勝ち越しのピンチで、二遊間への打球を好捕して失点を阻止。攻守で存在感を示した。シーズンも最終盤に差しかかる中で、打撃の状態が上がらず、上川畑や奈良間がスタメンで起用される試合も増えている。それでも「誰が出てもおかしくない状態だと思うので、負けないように、スタメンで出られるように頑張りたい」と残り24試合を見据える。

 3年目で開幕スタメンを勝ち取り、6月に右足の故障で離脱も経験したが、ここまでキャリアハイの81試合に出場し、チームに欠かせない戦力に成長した。「今年は本当に、自分の中でも大きく変わった一年。残り1カ月、気を抜かずにいきたい」と水野。チームはサヨナラ負けを喫したが、依然として3位・ロッテと3ゲーム差の2位。CS進出へ勝負どころの一打を打ち続ける。(田中 健人)

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