大谷翔平の史上初「45―45」記念球をゲットしたのは超強運の日本人親子「墓場に持っていく」金人形も

2024年09月07日 13:27

野球

大谷翔平の史上初「45―45」記念球をゲットしたのは超強運の日本人親子「墓場に持っていく」金人形も
ドジャース・大谷の45号を取得した山田さん親子(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   ドジャース―ガーディアンズ ( 2024年9月6日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)は6日(日本時間7日)、本拠でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。2打席凡退して迎えた第3打席で8月31日のダイヤモンドバックス戦以来5試合ぶりの一発となる今季45号ソロを放った。これで打点は自己最多をマークした2021年の100打点に並んだ。
 大谷のバットが快音を奏でたのは2点を追う6回だった。先頭打者として打席に入ると、1ボールから左腕ボイドの甘く入ったシンカーを逃さなかった。完璧に捉えた打球は速度111.2マイル(約178.9キロ)、38度の高角度で中堅方向に飛び出すと、413フィート(約125.8メートル)地点で弾んだ。ダイヤモンドを笑顔で一周すると、ベンチではナインから祝福を受けた。

 これで自己最多46本塁打を放った2021年にあと1本に迫った。キャリアハイの47号を放てば、メジャー通算218本塁打となり、アジア出身選手最多の韓国・秋信守(元レンジャーズ)に並ぶ。また、49号を放てば球団タイ記録と今後は記録的アーチの量産が期待される。

 大谷のホームランボールをゲットしたのが、横浜から来た山田さん親子だ。父は以前ロサンゼルスに駐在していた経験もあり、大谷と愛犬デコピンのボブルヘッド人形が配られた試合も観戦し、金の特別版ボブルヘッドをゲットし、40-40も現地観戦した幸運の持ち主だ。8月から米国に来て27試合観戦予定。ドジャースがワールドシリーズまで進めば観戦予定で、車で6時間往復してアリゾナの4試合も観戦した。

 父は「たまたまカバーしているシートに本塁打球がきた。端っこに座っていたから。夢を見てるみたい。この球は大事に保管します。私の墓場に持って行きます」とうれしそうに話した。これまで現地取材陣が確認できる限り、大谷のホームランボールを獲得した初めての日本人となった。

おすすめテーマ

野球の2024年09月07日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム