ド軍ナック 敗戦も光明 ガ軍から自己最多8奪三振で6回2失点 指揮官「期待以上の好投」と次回先発確約

2024年09月07日 14:42

野球

ド軍ナック 敗戦も光明 ガ軍から自己最多8奪三振で6回2失点 指揮官「期待以上の好投」と次回先発確約
ガーディアンズ戦で6回2失点と好投したドジャース・ナック(AP) Photo By AP
 【インターリーグ   ドジャース1―3ガーディアンズ ( 2024年9月6日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)は6日(日本時間7日)、本拠でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。2打席凡退して迎えた第3打席で8月31日のダイヤモンドバックス戦以来5試合ぶりの一発となる今季45号を放った。これで打点は自己最多をマークした2021年の100打点に並んだ。第4打席も安打を放ち、3試合ぶりにマルチ安打をマークした。しかし、試合は8回の満塁機を逃すなど打線がつながらず、ア・リーグ中地区首位の強豪に競り負け2連敗を喫した。2位パドレスが勝利したため、ゲーム差は4に縮まった。
 投手陣では先発した新人右腕ナックが3敗目(2勝)こそ喫したものの、6回を投げ自己最多8三振を奪って3安打2失点と好投。ナックは「勝つために毎回ベストを尽くすようにしている。変化球をストライクゾーンに集めて早い段階で打ち取ることを心がけた。序盤から全てのプレーを展開させることを心がけている。ところが、真ん中に集めすぎたことで本塁打(6回ヒメネスに先制2ラン)を打たれてしまった。ただ、世界最高のチームであるドジャースの一員として最高の選手たちと対戦して、自分が良いプレーができたことを感じすごく自信が持てた。彼らのプレーを見てその実感が沸いた」と手応えを口にした。

 デーブ・ロバーツ監督も「ナックは我々が期待していた以上の好投をしてくれた。勝つチャンス、良いチャンスを与えてくれた。次の先発機会を楽しみにしている。金曜日になると思う。今までのような好投をしていればチャンスはある」と次回先発も確約した。

 試合前には今季チーム最多11勝を挙げているストーンが右肩痛で負傷者リスト(IL)することが決定。今季中の復帰は不透明な状況で、故障者続出のチームにとってナックの好投が希望の光となった。

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