菊池雄星 6回7安打4失点も8勝目 チームは逆転で登板試合7戦全勝 日本投手左腕最多40勝

2024年09月08日 08:20

野球

菊池雄星 6回7安打4失点も8勝目 チームは逆転で登板試合7戦全勝 日本投手左腕最多40勝
ダイヤモンドバックス戦に先発したアストロズの菊池(AP) Photo By AP
 【インターリーグ   アストロズ11ー5ダイヤモンドバックス ( 2024年9月7日    ヒューストン )】 アストロズの菊池雄星投手(33)が7日(日本時間8日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦に先発し、6回を投げ2本塁打を含む7安打を許しながら4失点でまとめ、今季8勝目(9敗)を挙げた。これで7月末の移籍後は投げた試合でチームは7戦全勝。これがメジャー通算40勝目で石井一久を抜いて日本人投手の左腕では単独トップ、この日の6奪三振で今季183奪三振とし、昨季を2個上回って自己最多を更新した。
 菊池は2回、3連打に犠飛を浴びて2失点。先制を許した。さらに味方が1点差に迫った直後の4回にはニューマンにソロ本塁打を被弾するなど再び2点差に突き放された。

 だが、4回に味方打線が爆発。マコーミックの2点打など、一挙4得点で試合をひっくり返す。菊池は6回、先頭のスアレスにソロ弾を浴びたものの、6回を99球で、7安打4失点。6回にも味方が5点を追加するなど10得点の大量援護。菊池は勝利投手の権利を持って降板となった。

 7月末の加入後は、ここまで6試合で3勝0敗、防御率2・57。先発した全試合でチームは勝利しており、4年連続地区優勝を目指すチームの推進力になっている。この日も、逆転劇を引き寄せる勝ち運だった。

 前回8月31日(日本時間9月1日)のロイヤルズ戦では、ブルージェイズからの移籍後では最長となる7回を5安打1失点で、最多となる12奪三振。今季7勝目を挙げてメジャー通算39勝となった。さらに日本左腕ではドジャースなどで活躍した石井一久の最多に並び、「カズさんは一番目標にしていた選手で僕の恩師。今年の目標の一つだった」と喜んでいた。

おすすめテーマ

野球の2024年09月08日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム