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ド軍指揮官「世界中が敵だ」選手の闘争心を評価も矛盾点指摘され爆笑「確かに普段はそうだ」

2024年10月18日 15:39

野球

ド軍指揮官「世界中が敵だ」選手の闘争心を評価も矛盾点指摘され爆笑「確かに普段はそうだ」
試合後の会見に応じるドジャース・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦   ドジャース10-2メッツ ( 2024年10月17日    ニューヨーク )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で2試合連発となるポストシーズン第3号を放つなど、3打数1安打3四球、4得点で今ポストシーズン9試合目で初の2桁得点の猛攻を演出した。先発の山本由伸投手(26)は4回1/3を4安打2失点と試合をつくり、快勝に貢献した。
 試合後、大谷はカーキ色の「BOSS」のパーカーを着て会見に出席。この試合について「アプローチは今までやってきたことをシンプルに継続しています。多少変えるときはありますけど、今日は比較的いい打席が多かったと思います」と振り替えた。

 あと1勝でワールドシリーズ進出が決まることには「敵地で昨日、今日といい野球ができている。それを継続して明日につなげたい。明日しっかりと決めるという気持ちを持って全員で頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 デーブ・ロバーツ監督も試合後にリーグ優勝とワールドシリーズ進出まであと1勝に迫ったことに言及。「気分はいいよ。この位置にたどり着くまでにいい仕事をしてこられた。選手たちが“世界中が敵だ”といったメンタリティーで臨んでくれたことを気に入っている。ドジャースというチームとしては皮肉なことだが、それはいいことだ。まだ楽しめてはいない。あと5勝できたら、もっとハッピーだろう。この位置にいられてわくわくしている。選手たちには飢餓感を持ち、集中してほしい。(メッツに)巻き返させてはならない」と言葉に力を込めた。

 その後、記者から「通常、ドジャースが“世界”の側だが」と突っ込まれると「確かに普段はそうだ。それはフェアな見方だ」と話し、笑いが起きた。

 また、メッツとの4試合で32四球と多くの四球を選んでいることには「見事なことだ。(ポストシーズン最長タイとなる12打席連続出塁の)マンシーが引っ張ってくれている。出塁のポストシーズン記録に並んだことを知らされたばかり」とマンシーを称えた。マンシーの12打席連続出塁のうち8つが四球によるもので「昨日の彼はストライクゾーン外の球を1球もスイングしなかった。最近では多くの投手が起用され、球速が上がり、回転数も上がっている中で特筆すべきこと。情報網などのおかげで、現代の選手たちは過去の選手たちよりも優れていると私は信じている。巧妙なベテラン投手のキンタナがストライクをなかなか投げられなかったのだから、今日はいい日だった。打撃コーチがいい仕事をしてくれた。フィールド全体を使い、投手に多くの球を投げさせ、ブルペンを費やさせた。ブルペンから投手が出てきたら、また同じことをやった。相手の救援陣とかなり対戦し、対戦したくない1人の投手(守護神ディアス)とはあまり対戦せずに済んでいる。彼を起用させないのは私たちにとっていいこと。明日はピーターソンが先発だが、彼とはもう対戦したし、目標は彼の登板を短いものにすることだ」と話した。

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