ベッツ「翔平を獲得したことでいろいろなことが大きく変わった」 体感したチームの変化、世界一へ手応え

2024年10月25日 10:04

野球

ベッツ「翔平を獲得したことでいろいろなことが大きく変わった」 体感したチームの変化、世界一へ手応え
メディア対応するドジャース・ベッツ(撮影・笹田 幸嗣通信員) Photo By スポニチ
 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が24日(日本時間25日)、ワールドシリーズ(WS)開幕前日のメディア対応に臨み、決戦に向けた意気込みを語った。 【ドジャース夫人会「産後3日」衝撃の集合ショット
 自身にとっては5年連続8度目のポストシーズン(PS)。メジャーを代表する名門球団同士の対戦となった今回のシリーズとなっただけに「ビデオゲームとかでプレーする時に選ぶようなチームだ。だから楽しいんだ。簡単で誰もがやっているように感じるけれど、とてもチャレンジング。それが僕らに喜びをもたらしている」と満面の笑顔だった。

 チームの確実な変化を体感したシーズンだった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で短縮シーズンとなった20年に世界一に輝いたドジャースだが、21年はリーグ優勝決定シリーズ、22、23年は地区優勝決定シリーズでともに敗退。ベッツは変化の一番の要因に「大谷翔平」の存在を挙げる。

 「翔平を獲得したことでいろいろなことが大きく変わった。正しいプレーをする本当にいいメンバーがそろい、みんながお互いを愛し合っている。彼のしていることはアメージングだ。だから彼のためにもワールドシリーズを勝たなければいけない。すぐにチームに溶け込み、リーダーとして活躍してくれた。彼が僕らにしてくれた以上のことは何も求められない」

 ベッツはパドレスとの地区シリーズ第3戦で先制本塁打を放ち、2022年のポストシーズン(PS)以来30打席ぶりに安打を放つと、そこから打棒復活。今PSは11試合で打率.295、4本塁打、12打点と高いレベルで好調を維持している。

 「彼だけでなく、他の選手もワールドシリーズに出場したことがなかったりする。翔平はとても意味のある試合に出場している。これは彼にとってすべて同じ試合なんだ。シャンペンが弾けるのは彼にとって新しい経験かもしれないが、勝つこと、勝ちたいと思うことは、彼にとって新しいことではないと思う」

 経験豊富なドジャースの「顔」が新風を吹き込んだスターとともに、頂点へと歩む。

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