WS第2戦先発のヤンキース・ロドン 大谷に最大限の警戒心「私はファンではないからアタックしなければ」

2024年10月25日 10:32

野球

WS第2戦先発のヤンキース・ロドン 大谷に最大限の警戒心「私はファンではないからアタックしなければ」
Ws第2戦に先発するヤンキースのロドン(撮影・杉浦 大介通信員) Photo By スポニチ
 ヤンキースのカルロス・ロドン投手(31)が24日(日本時間25日)、ワールドシリーズ(WS)開幕前日のメディア対応に臨み、決戦に向けた思いを話した。
 すでに第2戦での先発が決定。ドジャース・山本由伸と投げ合うこととなる。今季キャリアハイとなる16勝をマークした左腕は誇りを胸に、マウンドへと向かう。

 「ドジャースはすごいチームだけど、私たちも同じだ。私たちの方が少し上だと思う。ピンストライプを着たヤンキースの選手として、私たちはプレッシャーにも毎日、対処してきた。ドジャースにはそれがないとは言わないが、ヤンキースの方が少し厳しい。だから私たちの方が上だなどと言うつもりはないが、準備はできている」とあらゆる面での“微差”を強調。重圧を自然体で乗り切るすべは身につけている。

 やはり最大限に警戒するのは大谷だ。「翔平のプレーを見れるのはベースボールファンにとっては滅多にない楽しみだろうけど、私はファンではないから彼にアタックしなければいけない」と笑顔で語る。「すごいスイングだよ。今年は投球はしていないけど、打撃だけでも球界最高級の選手だ。来年は右肘の手術から復帰し、どんな投球をしてくれるのかも楽しみ。彼はなんの影響もなくすごい投球をすると思う」と賛辞は止まらなかった。

 打撃力はもちろん、「足」にも警戒を怠らない。「そのスピードがあるので、先の塁が狙える選手でもある。翔平の走塁をコントロールする最大の方法は彼を塁に出さないことだ。出塁させてしまったら、注意を払わなければならない。57盗塁もしたわけだから、塁上でも脅威だ」と笑顔を交えて語る。

 ガーディアンズとのア・リーグ優勝決定シリーズでは2試合に登板し、計10回2/3を3失点。与四球はわずかに1と持ち味の制球力を存分に見せつけている。通算75勝の実力者が、万全の準備でドジャース打線に立ちはだかる。

おすすめテーマ

野球の2024年10月25日のニュース

特集

MLBのランキング

【楽天】オススメアイテム