大谷翔平 屋外で異例の野手練習 ベースランニングなど15分間ダッシュ 左投げも披露

2024年10月25日 10:52

野球

大谷翔平 屋外で異例の野手練習 ベースランニングなど15分間ダッシュ 左投げも披露
ワールドシリーズ<前日練習>外野でダッシュを繰り返すドジャース・大谷 (撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、25日(同26日)に開幕するヤンキースとのワールドシリーズ前日のメディア対応に出席。ワールドシリーズへの意気込みを語った。
 初のワールドシリーズでのプレーに向けて「どれだけ冷静にプレーできるかわからないけど、歓声や熱気を楽しみにしている。それを力に変えられるように頑張りたい」と宣言した。

 ここまでのポストシーズンでは得点圏で勝負強さを発揮してきた。「PS中の雰囲気を継続しつつ、リラックスするところも作る。難しいけど、継続できるようにしてきました」と話した。

 ヤンキースの主砲ジャッジについても言及。「僕が言わなくても素晴らしい選手だというのはみなさん分かると思う。歴代でもトップに入る選手がこの時代にヤンキースでプレーしているのは、野球選手、野球ファンにとっても特別なことだと思う。プレーしてもらっていることに一ファンとして感謝したい。時代を代表している選手とフィールドで一緒にプレーできることに感謝したい」と語った。ジャッジみたいに体格が大きくて打率が残せるのはどういう印象かと問われると「僕はあそこまで大きくないですけど、野球をする上では(ストライク)ゾーンが広がるという意味では間違いないと思う。そこを多用しつつ、率を残していくのは相当効率よく打っていかないと難しいと思う。その中であれだけの長打力があるというのは、なおさら素晴らしいことだなと思います」と印象を語った。

 ジャッジが先日の会見で大谷を「最高の選手」と絶賛していたことについても言及。「ただただうれしい」と感謝した上で「ムーキー(ベッツ)やフレディ(フリーマン)たちと同じように球界のトップの選手だと思っている。そういう選手からそういうことを言ってもらえるのは特別」と話した。

 また、2009年にヤンキースの一員としてワールドシリーズMVPに輝いた松井秀喜氏についても言及。「そこまで直接会って話したことはない。画面の中の人というか、少年のころに憧れた選手という感じです。子供たちの模範となるような人であり、選手だと思うので、そういう意味では相当影響を受けたんじゃないかなと思います」と話した。

 メディア対応後はドジャースタジアムで前日練習。リハビリでキャッチボールをする以外は室内練習を行うことが多い大谷だが、この日は一塁から二塁までのベースランニングを2本、二塁から3塁まで1本行い、その後は右翼に移動して50メートルを4本走り、約15分間のランニングを行った。今季は韓国での開幕シリーズを除き、大谷が野手練習を行うのは初。ランニングの合間には打撃練習のボールを拾い上げ、左腕で投球する場面もあった。全体練習が終わると着替えを済まし、早々に帰途に就いた。

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