阪神秋季キャンプに史上最多6300人来たー!高知・安芸は“球児フィーバー”で熱いぜよ

2024年11月04日 05:15

野球

阪神秋季キャンプに史上最多6300人来たー!高知・安芸は“球児フィーバー”で熱いぜよ
紅白戦を見つめる大勢の阪神ファン(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 安芸が球児監督フィーバーに沸いた。観衆6300人は、秋季キャンプでは球団最多。球団の資料では矢野監督時代の19年に記録した6000人が従来の最多で、それを上回った。内野席では収まりきらず、外野席を開放したのも「秋」では初。施設内を移動する度に「球児」の声が飛び、地元・高知県の熱狂を体感した藤川新監督は、ファン、球団の歴史に感謝をした。
 「2日目まで雨だったので、本当にありがたい。高知のみなさんも喜んだだろうし、選手も刺激になったと思う。タイガースの人気というか、存在価値を大切にしなければいけないと思った。僕としては阪神タイガースが持っているコンテンツの力は、歴代の方たちがつないできたものだと思っている」

 キャンプ初の週末に初実戦の紅白戦が重なり、正規の駐車場は練習開始の2時間前となる午前8時には埋まった。臨時の駐車場でも収容しきれず、安芸市は球場から遠く離れた“臨時の臨時の駐車場”を設けて対応。それに伴い、球場までのシャトルバスを1台増便して2便とした。選手のサイン会の整理券には長蛇の列。約30分で予定の1000枚に到達し、当選した50人が石井と桐敷との対面をかなえられた。

 指揮官自ら、報道陣への粋な計らいもあった。名産カツオを主役にした丼を振る舞った。日本ハム・新庄監督のメディアサービスをヒントにしたようで、「評論活動で沖縄のキャンプ地に行った時のことを記憶していた。いいところは、同じ業界で共有できれば」と説明。球場を訪れる人へのおもてなしの心は、新監督のモットーと言えそうだ。 (杉原 瑠夏)

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