井岡一翔 統一戦にWBC王者エストラーダ視察 かねて対決熱望“ラスボス”

2022年12月31日 04:44

格闘技

井岡一翔 統一戦にWBC王者エストラーダ視察 かねて対決熱望“ラスボス”
再計量でパスした井岡(撮影・島崎 忠彦) Photo By スポニチ
 【WBO&WBA世界スーパーフライ級王座統一戦   WBO王者・井岡一翔 12回戦 WBA王者ジョシュア・フランコ ( 2022年12月31日    大田区総合体育館 )】 31日に行われるWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔とWBA同級王者ジョシュア・フランコの2団体王座統一戦を、2階級制覇のWBC同級王者フアンフランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)が視察することが分かった。関係者が30日、明らかにした。井岡はかねて対決を熱望してきた“ラスボス”の前で、日本人初となる複数階級での王座統一に挑む。
 関係者はエストラーダ陣営が視察を希望したと明かし、「明日、試合を見に来ます」と明言した。3日に元4階級制覇ローマン・ゴンサレス(ニカラグア、帝拳)に競り勝ち、WBC世界スーパーフライ級王者に復帰したエストラーダは統一戦勝者との対戦を希望。特に「フライ級にいる時から戦いたかった」と井岡の名前を挙げた。

 軽量級のスーパースターは井岡にとっても「スーパーフライ級で頂上決戦ができたら」と話す存在。WBOは勝者とランキング1位の中谷潤人(M・T)に180日以内の対戦を義務づけているが、2年越しで実現した統一戦に加えて“ラスボス”登場とモチベーションは増すばかりだ。

 井岡は30日に都内のホテルで行われた前日計量の1回目で、リミット(52.16キロ)を140グラム超過する52.3キロ。全裸になり、テーブルクロスで前を隠した再計量の末にリミットでパスした。「ぎりぎりを狙い過ぎた。自宅であと100グラムだったが、移動で落ちるかパンツを脱げば大丈夫と思った」と説明し、「盛り上がる試合をして必ずベルトを統一する」と意気込んだ。

 ▼フランコ陣営ロベルト・ガルシア・トレーナー (体重超過は)ボクシングではよくあること。井岡は良い準備を整え、100%の状態と思っているので全然、心配はなかった。

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