アマ13冠の堤駿斗 2戦連続判定勝ちを反省「経験のなさが出て大振りに…」

2022年12月31日 16:29

格闘技

アマ13冠の堤駿斗 2戦連続判定勝ちを反省「経験のなさが出て大振りに…」
<フェザー級8回戦>ペテ・アポリナルに判定で勝利した堤駿斗(撮影・島崎 忠彦) Photo By スポニチ
 アマチュアボクシング13冠の堤駿斗(23=志)が31日、東京・大田区総合体育館でプロ2戦目となるフェザー級8回戦に臨み、前東洋太平洋スーパーバンタム級王者ペテ・アポリナル(27=フィリピン)に3―0で判定勝ちし、プロ2連勝を飾った。
 同門のWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(33=志成)とWBA世界同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)の2団体王座統一戦のアンダーカードとして行われた一戦。堤はジャブを上下に打ち分け、ボディーブローを有効に使って序盤から主導権を握った。6回には左フックを効かせて連打でダウンを奪ったが、仕留め切れず、狙っていたKO勝利は逃したものの、前東洋太平洋王者を圧倒。ジャッジ3者の採点は80―71×2、79―72と、ほぼフルマークで完勝し、「判定になってしまったけど、とりあえず勝ててホッとしている」と息をはいた。

 アポリナルは8月にK-1から転向した武居由樹(26=大橋)がに5回TKO負けして東洋太平用王座から陥落した。武居と比較されることは覚悟していただけに、堤は「自分が思っていたよりもパンチをもらったし、効かせた場面で経験のなさが出て大振りになってしまった。あそこで力まずコンパクトにパンチを当てることが出来たら倒して勝てていた」と反省した。

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