元和牛・川西賢志郎「僕はいいヤツって思われるけど…」連ドラ初出演 魅力感じる役柄は「人間汁が…」
2024年05月11日 08:30
芸能
「鶏皮をよく焼いています。居酒屋での撮影で『ちょっと煙が欲しい』みたいなのがあるんです。鶏皮が煙が一番出るっていうことで焼く機会が多いですね」
――川西さんが実際に焼いているんですね?
「はい。『もつ焼き 稲垣』として撮影に貸していただいている実際の店舗があるんですけど、その店舗の方が僕の隣に立って、教えてくださっています。その日の撮影が終わった後で僕が焼いた鶏皮をみんなで食べてくれて、おいしいって言ってもらっています。これからも煙が欲しいシーンはあると思うので、もっと焼いていくと思います(笑い)」
――もともと演技には興味があったのでしょうか。
「どうでしょう。でも、漫才のスタイルとかに、コントの要素が入っているっていうことはずっと言われ続けていたから、自分の中にある要素として、別の人物として話を繰り広げていくっていうことをお笑いのネタのときから多少手に取る習性はあったんだろうなと思いますね」
――今回の作品を通して、芝居に対しての興味がますます出てきましたか?
「“俳優業”“演技”って、そんなにかしこまって臨んでいる感じは特にないですけど、でも、面白いですよね。今演じているのは、ノリのいい関西人で、割と素に近い感じですが、全く違う役どころをやってみたら面白いんだろうなって思います」
――今後どんな役をやってみたいですか?
「今回演じている稲垣謙という男は、いいヤツなんですよね。僕って、いいヤツって思われるけどそんなヤツじゃないと思うし、芸人やってるから嫌な目線を絶対持っているんですよ。だから嫌なヤツをやりたいですね。いいヤツに見えて根っこが嫌なヤツって本当に嫌なヤツじゃないですか。わかりやすいヒールじゃなくて、なんか裏切りそうなヤツ。裏切りそうなヤツってすごい“人間汁”出るじゃないですか。そういうキャラクター、魅力を感じます」