藤井聡太王将 「日本鉄道賞」選考委員に歴代最年少で就任 応募者へ鉄道マニアの質問飛び出すか注目

2024年05月21日 05:00

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藤井聡太王将 「日本鉄道賞」選考委員に歴代最年少で就任 応募者へ鉄道マニアの質問飛び出すか注目
天竜浜名湖鉄道の掛川駅で車両を背に車掌姿で笑顔を見せる藤井聡太王将(2022年撮影) Photo By スポニチ
 藤井聡太王将(21)=8冠=が「日本鉄道賞」の選考委員に就任した。国土交通省が20日、発表した。同省が2002年に創設した賞で、鉄道に関する施設整備、サービス、映画、楽曲などさまざまな取り組みの中から優れたものを表彰している。選考では、委員が応募者に質問する時間もあり、鉄道好きで知られる藤井がどんなマニアックなことを聞くのか注目だ。
 今年で23回を迎える同賞は、20日に応募がスタート。同省によると、選考委員は鉄道の発展に貢献している著名人により構成される。担当者は、藤井の起用理由について「世間的に鉄道に造詣が深いことで知られており、その知識と感性をお貸しいただきたいと思い依頼した」と明かした。歴代最年少の委員になるという。

 委員は計9人で、ほかには大学教授や業界紙を発行する企業役員ら、鉄道のプロフェッショナルが名を連ねている。例年、委員の大半が鉄道の専門家で、有識者ならではの視点も選考に反映される。選考は2段階。1次は書類選考で、通過者が2次で藤井ら選考委員に対して、応募資料を基にプレゼンテーションを実施。委員による投票で、大賞と3~4つの特別賞が決まる。表彰は10月中旬に行われる。

 藤井の鉄道好きは、王将戦の勝者の記念撮影でもおなじみ。3月12日には名古屋鉄道瀬戸線の「将棋とれいん」の出発式に駅長の制服姿で臨んだ。

 選考委員が応募者に質問する2次選考は8月6日にオンラインで実施される予定で、担当者は「例年、選考委員全員が質問しています」と説明した。将棋の対局では、立会人の棋士もうなる予想外の手を繰り出す藤井。応募者への質問でも、専門家顔負けの驚きの“一手”が飛び出すのか楽しみだ。 (佐藤 昂気)

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