手塚理美 2人の息子の子育て回顧 反抗期には「口利いてくれなくなって」 その後成長感じた出来事とは
2024年05月21日 16:32
芸能
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司会の黒柳徹子から「あなたは人生で一番したかったのは実は子育てだったんですって」と話を振られると、手塚は「そうなんです。子育てというか子供を産むこと。なんか、どんなものかなって思って」と回答した。
「役者を始めてから妊婦の役をやったりしたけれども、実際は分からなかったので絶対に。もしかなうんであれば授かりたいと思ってかなったので。とっても楽しかってです」とほほ笑んだ。
子育てに悩んだ時期も「あります」と言い、「特に長男は全然口利いてくれなくなって。中学2年(の頃)。まあねえ、みんなそのくらいの男の子って反抗期みたいな。ですが部屋から出て来なくて」と打ち明けた。
黒柳が「朝起こそうとしても起きなくて、あなた、顔に水かけたことあるんですって」と明かすと、手塚は「そうなんです」と苦笑した。
幼い時から長男は「なんで夜は寝なきゃいけないの?」「なんで学校に行かなきゃいけないの」などと話していたとし、手塚は「説明もできなく、気が付いたら中学2年ぐらいになり。そしたら今度夜起きてるんで、朝起きれないんですよ。もう遅刻になるんで。起きないので試しに水をかけてみたんです。でも起きないんです」と証言。「大したもんだなと思って。それから“師匠”と呼ぶように」と話した。
それでも長男がその後「ずっと会話がなかったのに、バイトをするってなって。バイトを始めたんですけど」と焼き鳥店でアルバイトをすることになったという。「こんな寝坊の子がバイトにちゃんといけるのかって思ってたんですけど、自分で決めたので行くようになり」と振り返った。
手塚は心配で「じゃあちょっと(店に見に)行こうか」と長男に話したものの、「1年間待ってくれ。修行するから」と言われたという。そうして1年後には「1年たったから行ってもいい?」と尋ねると、「今だったらいい」との回答が。「それで次男と一緒に行ったんですよ、焼き鳥屋さんに」と回顧した。
すると「“いらっしゃいませ!”ってすっごい大きな声で接客していて。だって今までそんな大きな声で会話するなんて子じゃなかったので」と驚いたという。
「自分で決めたことは親が言うよりもちゃんと責任感っていうか。それも自分で分かってやっていけるんだって。なんか初めて子育ての有意義な時間というか。あんまりこちらがレールを引かなくても子は育つという」としみじみ。黒柳から「うまく育った?」と聞かれると、「そうですね」とうなずいた。