TBS系日曜劇場「アンチヒーロー」最終回で主題歌流れたシーンは…プロデューサー明かす理由とは?
2024年06月16日 22:19
芸能
![TBS系日曜劇場「アンチヒーロー」最終回で主題歌流れたシーンは…プロデューサー明かす理由とは?](/entertainment/news/2024/06/15/jpeg/20240615s10041000240000p_view.webp)
飯田プロデューサーは「毎回、視聴者の皆さんがどこで入れるのかを注目してくれてうれしかった。最終回、すごく議論して本当はもう1パターンあったけれど…」と明かした。
〈以下、ネタバレあり〉
「hanataba」が流れたのは、主人公の弁護士・明墨正樹(長谷川博己)と、明墨によって一度は無罪判決を勝ち取ったものの、本当は殺人を犯していた緋山啓太(岩田剛典)がホテルの部屋で会い、明墨が犯罪、過ちに対して自身の考えを述べるシーン。飯田氏は「1話の冒頭のシーンとリンクする場面。犯罪者というレッテルをはられることについて明墨が語っていて、テレビドラマであそこまで言うと救いようがないかもしれないけれど、最終回の曲の流れたシーンは、犯罪者、過ちに対して、最後は“生きろ!”と言って、明墨の考えをフォローしている。その後の展開が良かった」と語った。
飯田氏のにとって好きなシーンだそうで「レッテルをはられると会社でもそうだし、なかなか払拭できない。反省したら一歩踏み出せるみたいに描くものが多いけれど、世の中の現実を表現したかった」とした。
miletは脚本を読みながら作詞作曲し「守りたいものを守るための強さに必要なものは愛なのか、正しさなのか。自分本位な愛や正しさの在り方をいま一度見つめながら書きました」とコメントしていた。