「鬼太郎 ゲゲゲの謎」公式上映 フランスの国際アニメ映画祭で独創的作品集う「コントルシャン部門」出品
2024年06月16日 15:36
芸能
![「鬼太郎 ゲゲゲの謎」公式上映 フランスの国際アニメ映画祭で独創的作品集う「コントルシャン部門」出品](/entertainment/news/2024/06/16/jpeg/20240616s10041000229000p_view.webp)
古賀監督は「本作は水木先生の生誕100周年として作られました。水木先生の作品には風刺性が込められておりまして、今回の映画も今の日本に対する風刺が入っております」と切り出し、水木氏が第2次世界大戦に出征し、左腕を失う大けがを負ったいきさつなどを説明。さらにはその後の水木作品に欠かせない妖怪について言及し、会場を埋めたファンは興味深げに聞き入った。
残念ながら受賞はならなかったものの、古賀監督は参加を振り返って「日本の観客の皆さまのおかげで、この栄えある場に送り出していただきました」とコメントを寄せた。
鬼太郎の父たちの物語が初めて語られた作品は2023年11月17日に公開され、195万人を動員。約27・9億円の国内興行収入を記録し、アマゾン・プライムで配信中だ。加えて、作品ストーリーと世界観を追体験できる初の展示イベント「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 ~追憶展~」が東京・池袋PARCOで6月21日から7月8日まで、広島PARCOで7月12日から8月6日まで開催。さらに8月11日には渋谷のBunkamuraオーチャードホールで「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 シネマ・コンサート」が開かれ、公開から1年となる11月17日にはブルーレイとDVDの発売も決まっている。令和の鬼太郎ブームはまだまだ続きそうだ。