東野幸治 旧ジャニーズ問題に見解「我々、忘れてはいけない」「引き続き、見守りたい」

2024年06月30日 10:42

芸能

東野幸治 旧ジャニーズ問題に見解「我々、忘れてはいけない」「引き続き、見守りたい」
東野幸治 Photo By スポニチ
 お笑いタレントの東野幸治(56)が30日、MCを務めるフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.)の性加害問題についてコメントした。
 国連人権理事会(47カ国)が26日に旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.)の性加害問題などに関する調査報告書の提示を含む会合を開催。報告書をまとめた作業部会は、性加害問題は被害者救済が進んでいると一定の評価を示した一方、ジェンダー問題などで「日本には人権に関する構造的な課題がある」と指摘。被害者救済に向けた「道のりは長い」とし「依然として深い憂慮が残る」と指摘した。

 これを受け、SMILE―UP.社の東山紀之社長は27日、「指摘事項を真摯(しんし)に受け止め、改善や徹底に誠心誠意努めてまいります」とのコメントを発表。被害者に弁護士費用を自己負担させていることを「容認しがたい」と指摘した報告書に対し、同社は「弁護士によるサポートを受けるために要する費用も考慮した上で補償額を評価している」とした。

 この問題を取り上げたうえで、東野は「この問題も我々、忘れてはいけない」と見解。「まだ道半ばではありますし、終わりはないという意見もある。引き続き、我々は見守りたい」とした。

 また、コメンテーターの田村淳は「この問題って、応援しているファンの人の気持ちだったり、所属しているタレントさんの気持ちだったり、運営をしている事務所の人たちの気持ちだったり、それぞれいろいろな思いがあると思う。でも、ちょっとずつでも前に進んでいっているということを考えれば、あの時にワイドナショーで取り上げた時からすると、僕は前進している(と思う)。スピード感がもっと求められるというのはあるかもしれないですけど、あの難しかった問題が前に進み始めているってことを考えたら、起きてしまったことは仕方ないにしてもちゃんと着実に東山さんがリーダーシップを取って、前に進めていることに関しては評価したいなと思います」とした。

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