「響け!ユーフォニアム」感動の最終回 関連ワードがSNS席巻「最高の最終回」「喪失感すごい」

2024年06月30日 18:10

芸能

「響け!ユーフォニアム」感動の最終回 関連ワードがSNS席巻「最高の最終回」「喪失感すごい」
アニメ「響け!ユーフォニアム」公式X(@anime_eupho)から
 NHK・Eテレの人気アニメ「響け!ユーフォニアム」(日曜後5・00)が30日、シーズン3の最終回を迎えた。
 吹奏楽に青春をささげ、全国コンクールで金賞を目指す、京都・北宇治高の黄前久美子(黒沢ともよ)らの奮闘ぶりを描いた青春群像劇。武田綾乃氏の原作小説をもとに15年にアニメ化され、今回がシーズン3のフィナーレだった。

 シーズン1で1年生だった久美子は部長として最終学年を迎え、100人規模の部員たちのさまざまな悩みや衝突、トラブルを解決しながら、部を全国大会へと導いていく。

 ユーフォニアム奏者の久美子は、親友のトランペット奏者・高坂麗奈(安済知佳)と、最後のコンクールでソリ(2人でのソロ演奏)を吹くことを目指していたが、3年になって名門校から転校してきた黒江真由(戸松遥)との実力は伯仲。23日放送の第12話では、顧問の滝昇(櫻井孝宏)の提案で、再オーディションが行われることになった。

 実力主義を貫く部の方針から、久美子は演者が分からないような状態でのオーディションを希望。部員たちは音色だけで優劣を判断することになった。しかし、投票はまさかの同数に。残っていた麗奈が最後の1票を投じたのは、音を熟知している久美子ではなく、真由だった。

 全国金のため、あえて親友への情を捨てた麗奈。「これが今の北宇治のベストメンバーです!ここにいる全員で決めた、言い逃れのできない最強メンバーです!これで全国へ行きましょう!」と、部長として気丈に振る舞う久美子。久美子の思いにただただ涙する真由。そして久美子を慕うあまり、久美子に悔しさをぶつけるする後輩の久石奏(雨宮天)…。さまざまな思いが交錯する中、SNSには「究極の選択すぎてツラい」「ガチのガチで近年稀に見るレベルで号泣した」「本当に胸が苦しくなってやばい」と、キャラクターたちへ強く感情移入する声が続出した。「再オーディション」「黒江真由」「まゆちゃん」など関連ワードも複数、トレンド上位に上がった。

 原作とは違う、アニメオリジナルの展開になったため、驚きの声も上がった。武田氏は自身のXで「『アニメはアニメ、小説は小説で楽しんで欲しい』という言葉に尽きるので、ご理解いただけますと幸いです」と呼びかけていた。

 <※以下、ネタバレ有>

 最終回「つながるメロディ」は、本番5日前からカウントダウンのように、生徒たちの身の周りに起きた出来事、その心境の移り変わりが描かれる。久美子は、先輩の田中あすかから思いを受け継いだユーフォニアムの名曲を真由、奏とともに演奏することを呼びかける。

 そして、青春のすべてを懸けてきた先に行き着いた全国大会。かつてともに活動した卒業生たちも応援に駆けつける中、選ばれし者たちが臨める大舞台、そして久美子たち3年生にとっては高校最後の演奏に臨んだ。自由曲「一年の詩~吹奏楽のための」は、最終回にして初めてフルバージョンで披露された。

 思いは報われた。表彰式、「3番、北宇治高等学校…ゴールド、金賞」のアナウンス。賞状を手に、壇上から「やったよ、みんな…。先輩、麗奈」と客席を見詰める久美子だった。

 数年後の後日談も明らかになった。活動をともにした麗奈や川島緑輝(豊田萌絵)、加藤葉月(朝井彩加)の近況も。そして久美子は、新学期を迎えた北宇治の音楽室へ向かう廊下を歩いていた。

 感動の最終回を受け、SNSのトレンド上位は「#ユーフォ3期」「#anime_eupho」「演奏シーン」「ヘアピン」「黄前先生」「久美子先生」「ゴールド金賞」「全国金賞」「京都アニメーション」「北宇治高校吹奏楽部」「あすか先輩」最高の最終回」と、関連ワードが席巻した。

 ファンからは「トレンドがユーフォ関連で埋め尽くされてる 最高!!!」「素晴らしい作品でした。感謝!!!」「言葉で言い表すことなんてできない最高の最終回でした…」「響けの最終回、めっちゃ号泣した…!」と感動の声が。一方で「3クール劇場版とずっと見てきたので、喪失感すごい」と“ユーフォロス”を訴える声もあった。

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