「UNDER5 AWARD 2024」優勝の清川雄司がNSC大阪校で凱旋授業
2024年07月02日 19:17
芸能
![「UNDER5 AWARD 2024」優勝の清川雄司がNSC大阪校で凱旋授業](/entertainment/news/2024/07/02/jpeg/20240702s10041000243000p_view.webp)
清川はNSC大阪43期生。在籍したのは20年4月からの1年間。コロナ下で「リモート授業ばかりでした」。さらに「ネタが強い人より、Wi―Fiが強い人の方が強かった」とリモートならではのお笑いエピソードを披露した。
関大在学中から芸人生活をスタート。元々漫才師を志望していたが、一度コンビを解散して次の相方を探している間にピン芸人としての技を習得した。腹話術に切り絵、さらに友達と飲んだ席で「ハーモニカで笑わせられないか」と口に入れてみたところ、「吹いたら音も出た」と自分のモノにした。ホッピングやコザックダンスなども独学で身につけた。
今春、NHK上方漫才コンテストの決勝に進出。先日、開催された「UNDER5 AWARD 2024」ではハーモニカを口の中に入れ、ホッピングしながら縄跳びをする“離れ業”で優勝した。そのネタはNSC在学中に、講師として教えにきた笑い飯・哲夫(49)の授業で演じたネタ。「哲夫さん、回転イスが1回転するぐらい笑ってくれました。メチャうれしかった。それで頑張れました」。ピン芸人として自身を深め、そのネタを磨きに磨いて、大舞台で頂点に立った。
今後の目標はもちろん、R―1や関西の賞レース。R―1の決勝進出経験がある永見も「(R―1は)スベったら1人。緊張感は特有でした。清川君は肝がすわってる」と真の“ピン芸人”に脱帽。「(ブリテンズ)ゴッドタレントにぜひ、出てもらいたい」と日本から世界を目指すようエールを送っていた。