古舘伊知郎 体操女子・宮田笙子巡り「俺は、おかしいと思ってる」 独自の目線で“違和感”語る

2024年07月23日 10:16

芸能

古舘伊知郎 体操女子・宮田笙子巡り「俺は、おかしいと思ってる」 独自の目線で“違和感”語る
古舘伊知郎 Photo By スポニチ
 フリーアナウンサー・古舘伊知郎(69)が、23日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。体操女子でパリ五輪代表の宮田笙子(19=順大)が、飲酒、喫煙を認めて代表を辞退した件について、持論を展開した。
 古舘は「最近気になったニュース」として、宮田の件に言及。「残念だよね、今回。パリ五輪に行けなくなって」とし、「これはね、僕なんかはあえて言いますけど、妄想があります。これ、妄想ですよ。妄想ですけど」と前置きした上で、「いいじゃないかと。大反省をしてもらおうじゃないか、大舞台で…と、夢見ちゃうね。彼女が五輪へ行って、団体も個人も頑張るんですよ。仮に、個人で3位までに入ったら、表彰台に登れないんですよ、今回の件があって。違反したんだから、表彰台に登らないでたたずんで大反省します…と。俺なんか、妄想で夢で実況すんだよ」と述べた。

 これはあくまで“妄想”で、五輪辞退を認めた協会の対応については「規約違反ですからこういう対応をしなければいけないと思っています」と認めた。「だけど、やっぱりあれだけ才能のある人だから、コーチが言っているように、性格にムラがあるとかちょっとワガママなところがあるとか、人間だからキリがないと思うけど、今回のことを大反省してもらって…」と個人的な思いを語った。

 続けて「これをきっかけに俺は、18歳、19歳の扱いについて、おかしいと思ってる」と、法改正による成年年齢引き下げによる混乱について言及。「法律が改正されて、有権者になっているから立派な大人じゃないですか。連動するように、少年法の改正もあったわけだよね。メディアの扱いも変わりつつある。重大犯罪で、起訴されたなら実名報道が可能になった。これは、立派な大人というのがベースにあるからでしょ?だとするならば、飲酒・喫煙だけ中途半端に二十歳になってからは…」と、ちぐはぐな法律を疑問視。

 「大義名分はあると思いますよ。若い人を守るために。けど、ここはすっきりと、18歳から大人なんだから、飲酒も個人の判断、喫煙も個人の判断でやらないと、ギクシャクしてますよ」と私見を述べた。

 宮田については「19歳の宮田さんがこういうことになって、これはやむなし、致し方なしと思う」と改めて触れ、「けど一方で、こういうことをきっかけにして“なんて曖昧なの、この法律”ということを、僕は考えなきゃいけないかなというふうに思います」とまとめた。

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