板垣李光人 9月に初個展 デジタルアートと油絵を組み合わせ「映画のようにストーリーを紡いでいきたい」
2024年07月24日 06:00
芸能
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個展のテーマは「渇愛(かつあい)」。デジタル上で油彩のような質感で描いたものをキャンバスに起こし、上から絵の具をのせる手法をとった作品が中心となる。油絵は来月9日公開の映画「ブルーピリオド」を機に取り組み始めた。デジタルアートと油絵の組み合わせは自身初の試みという。
「油彩のようでありながらも極めてフラットな状態をつくりだした上から絵の具をのせることで、そのつやや動き、生々しさなど、フラットなデジタルアートとのコントラストを際立たせた」と狙いを明かした。普段描いている絵より制作に時間を要するといい、全工程で3、4カ月かかった作品もある。
板垣はNHK大河ドラマ「どうする家康」など話題作への出演が続く人気若手俳優。4~6月には日本テレビ「news zero」の水曜パートナーを務め、ニュースについてコメントした。俳優業にとどまらない活動を展開している中で、大都市3カ所での個展を通じてアーティストとしての顔を広めそうだ。 (糸賀 日向子)