NHK会長 “無法地帯”と化した都知事選に言及「議論があってもいいのではないか」
2024年07月24日 14:56
芸能
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政見放送でも「暑い…」「セクシーでしょ」などと言ってシャツを脱ぎ、政策については言及しない候補や、手話通訳者に大声を浴びせる候補らが続出。また、「NHKから国民を守る党」の大半の候補者がNHK批判を繰り返すなどした。最近の政見放送の傾向になっている“無法地帯ぶり”に拍車がかかった。
稲葉会長は政見放送は公職選挙法で定められた通り、候補者の政見をそのまま放送するものという考えを前提としたうえで「私は、政党がそれぞれ自ら政策や、主張すること自体は否定はしませんが、国民や市民のために選挙で選ばれてお仕事をしようという人たちが法に触れることを事されにことさらに推奨したりすることは問題ないのかということは議論があってもいいのではないかと思っています。そこで展開されたNHK批判にはそういう印象を持っている」と見解を示した。
今回の都知事選での政見放送は候補者56人中51人が行ったといい、放送時間はテレビ643時間(10時間43分)、ラジオ644時間(10時間44分)だったといい、いずれもこれまでの最高という。