コブクロ・黒田、激レアコラボグルメで地元に恩返しを!思い出詰まる聖地で起業「堺のUSJにしたい」

2024年09月07日 08:00

芸能

コブクロ・黒田、激レアコラボグルメで地元に恩返しを!思い出詰まる聖地で起業「堺のUSJにしたい」
スポニチの取材に応じたコブクロ・黒田俊介 Photo By スポニチ
 人気デュオ「コブクロ」結成25周年を記念し、メンバーの黒田俊介(47)が地元・大阪府堺市で“起業”した。地元の友人と4人で経営する焼き肉サンドのテイクアウト専門店「九月八日」(堺区北瓦町)が、アマチュア時代にストリートライブを行い小渕健太郎(47)との出会いの場となった「堺東銀座通り商店街」の“聖地”に、1年限定でオープンする。黒田はスポニチの取材に、感謝と恩返しの思いを込めた同店を「堺のUSJにしたい」と語った。
 コブクロの結成記念日を店名にし、オープン日も同日。黒田は、同企画立ち上げのきっかけが昨年10月、急性肝炎での緊急入院だったと明かした。「1カ月半入院、その後も1月末まで休養。25年目にして初めて3カ月の休日を与えられ、振り返る時間ができた」という。

 気づいたのは、25年間「出身地・堺への恩返しができてなかった」こと。「特に商店街は路上ライブで迷惑かけたのに温かく受け入れてくれてた。ファンにも喜んでもらえて、堺東にも貢献できる面白いことができたらと、地元の仲間と話してました」。

 堺の予約困難な超人気店「焼肉おさむちゃん。」でそんな会話をしていると、店主が協力を申し出てくれた。同店の厳選肉を、セレブ御用達の老舗洋菓子店「ポアール」(大阪市)の食パンで挟んだサンドを考案。黒田が愛する大阪の2名店がタッグを組んだ激レアグルメが完成した。「僕が引っ付けた夢のコラボ(笑い)!みんな食べたいでしょ?来てくれたら商店街も盛り上がる」と地元の活性化を願う。

 「九月八日」は敷地こそ小さいが、味には自信あり。内装はアルバムの撮影で使用したセットが使われ、運が良ければ黒田店主に会えるかも。1年限りの付加価値が増した聖地は、コブクロファンのみならずグルメ通も訪れ、USJ並みの“人口密度”で繁盛する可能性は大いにある。

 路上ライブをしていた同所は、黒田が酸いも甘いも味わった場所だ。「当初は人も集まらんかったし、どうやってミュージシャンとしてやっていったらいいかを考える時間の方が圧倒的に長かった」と振り返る。また、数カ月に1回現れる易者に「暇やから占ってもらったら、僕と小渕の手相見て“凄いことなる”って言われた」ことも。エピソードは尽きない。

 易者の予言は的中し、来年の大阪・関西万博の公式テーマソングを担当するほどの活躍。大役を得て完成させた「この地球(ほし)の続きを」は「本当に小渕と悩んで作りだした曲」と語る。「万博会場で歌いたいですね。定期的にライブとかさせてほしい」と地元・大阪の大イベント盛り上げにも意欲をみせていた。
 
 ○…ファンは同店を含めた“聖地巡礼”も楽しめそうだ。黒田にファンに勧めたい堺の聖地を問うと、商業施設「泉ヶ丘のパンジョ」を挙げた。「まさに僕が生まれ育った最寄り駅にあって。ブックスいづみも。よう立ち読みして帰りました」と笑った。万博が開幕すれば、万博会場と「九月八日」を巡礼する旅も人気になるかもしれない。

 ◆最新アルバム「QUARTER CENTURY」 4日に発売された同作には、万博公式テーマ曲「この地球(ほし)の続きを」など全12曲を収録。黒田は「曲順やミックス、ジャケ写…パッケージに収めるまでの作業にはナーバスになるほどこだわった」と自信をみせた。「九月八日」でも販売され、店舗限定特典も付く。 

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