医学生棋士誕生 獺ケ口笑保人 将棋奨励会三段リーグ四段昇段 19歳・吉池も昇進
2024年09月08日 05:00
芸能
将棋のプロ養成機関・奨励会の第75回三段リーグは7日、東京都渋谷区の将棋会館で最終日を行い、獺ケ口笑保人（おそがぐち・えほと＝24）、吉池隆真（りゅうま＝19）両三段が10月1日付での四段昇段（プロ入り）を決めた。
三重県熊野市出身で、群馬大医学部4年生の獺ケ口は15勝3敗で1位通過。「他の成績を気にすることなく、自分の将棋に専念できたのが大きかった」とリーグを振り返った。名前の「笑保人」は「笑顔を保つ人」と「エフォート（英語で努力）」が由来という。
医師免許取得を目指し、将来的には研究者の道を希望していて「可能な限り将棋と両立させたい」と話した。医学部在学中に棋士となったケースは極めて異例。女流棋士では伊奈川愛菓女流二段（33）が医師として活動している。
14勝4敗で2位の吉池は東京都荒川区出身。「今回は昇段を意識して頑張ってきた。気持ちの持ち方が昇段につながったと思う」と喜びを口にした。（我満 晴朗）
医師免許取得を目指し、将来的には研究者の道を希望していて「可能な限り将棋と両立させたい」と話した。医学部在学中に棋士となったケースは極めて異例。女流棋士では伊奈川愛菓女流二段（33）が医師として活動している。
14勝4敗で2位の吉池は東京都荒川区出身。「今回は昇段を意識して頑張ってきた。気持ちの持ち方が昇段につながったと思う」と喜びを口にした。（我満 晴朗）
