神木隆之介「“ちゃんぽん”のようなドラマ」に込める思い「僕らの気持ちは一つ。少しでも…」1人2役挑戦

2024年10月08日 05:00

芸能

神木隆之介「“ちゃんぽん”のようなドラマ」に込める思い「僕らの気持ちは一つ。少しでも…」1人2役挑戦
TBS合同制作発表に出席した>神木隆之介(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 俳優の神木隆之介(31)が今秋のTBS連続ドラマ合同制作発表「TBS DRAMA COLLECTION 2024AUTUMN」に出席し、主役を務める同局日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜後10・00、20日スタート)の見どころを語った。
 1955年の長崎・端島と現代を舞台にした作品。「1955年、端島に生きる人達と現代…長崎と言えば“ちゃんぽん”ですけども」と名物料理の名前を出して前置きした後「今回は家族、友情、愛、サスペンス色々な物が混ざり合ったまるで“ちゃんぽん”のようなドラマとなっております」とユーモアたっぷりに作品をアピールした。

 生まれも育ちも端島で、島のために働きたいと大学進学後に帰郷する鉄平とその日暮らしのホスト・玲央を演じる。子役から活躍する神木にとっても1人2役は初挑戦で「鉄平から玲央になるときに鉄平が残っていて、前のめりになる時がある。気合いが入り過ぎちゃうお芝居に。自分が思い描いた“玲央像”より、ハキハキしゃべり過ぎちゃったり、声量が大きくなっちゃったりすることもある。いまだに難しいところ」と、試行錯誤しながら臨んでいることを明かした。

 物語は予想外の連続で「これとこれがつながっていくんだ!」と神木も驚く展開が待つ。「演じたことがない役柄。後は環境。凄く生々しい。(登場人物同士が)その人のことを全部知っているということではない。人間関係がすごくリアル」で、「それを体現しなければいけないと思うと、すごく難しい。難しいなと思って台本を読んでいた」という。

 端島の情景を忠実に再現したセットは「本当にリアル」と太鼓判。完成度の高さに共演の土屋太鳳も「日本ってこんなに素晴らしいところがあったんだと再発見できるようなロケーションが多い。2時間半かけて行って、そこから5時間かけて移動したり、撮影時間より移動時間の方が長いんじゃないかと思ったりするぐらい。そこ(ロケ)に行ったときにはそれ以上の感動があるので、助かっています」と語った。そんな豊かな自然に囲まれた街の雰囲気にも注目だ。

 神木は「たくさんのキャストの人がいて、たくさんのスタッフさんがいて、いっぱい協力してくださっている人がいて。でも、僕らの気持ちは一つ。見てくださった方に少しでも笑顔になってもらったり、生活にちょっと彩りが足されたなと思って頂けるように、一生懸命、必死に頑張ってます。皆さんに楽しんで頂ければと思っています」と、作品に込めた思いを熱く伝えた。

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