勝俣州和 アイドルグループ時代に意識していた存在とは「戦ってました」 “生き残り方”も明かす

2024年10月08日 12:21

芸能

勝俣州和 アイドルグループ時代に意識していた存在とは「戦ってました」 “生き残り方”も明かす
勝俣州和 Photo By スポニチ
 タレントの勝俣州和(59)が7日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。アイドル時代の戦略について語った。
 この日は元女子プロレスラーでタレントの北斗晶とトークを展開。かつてはアイドルグループ「CHA-CHA」の一員として活躍した勝俣について、北斗は「すっごい踊ってカッコ良かった」と証言した。

 勝俣は20代の芸能人は自身のアイドル時代を知らないと言い、「“光GENJIとCHA-CHAだよ”“いや、CHA-CHA知らないっす”って」と苦笑した。

 現在はアイドルグループは大勢いるが「僕の時って、光GENJIとCHA-CHAしかいなかったんです」と勝俣。「だから光GENJIのファンになっても、例えば握手もできない、手紙の返事も来ない、会えないじゃないですか。そういう人(ファン)たちが辞めて、どんどん落ちてくるんですよ、CHA-CHAのところに上から」と振り返った。

 「その仕組みで、常に2番だったんですよ。1位光GENJI、2番がCHA-CHAで、CHA-CHAもいろんな会場の記録を作ってたんですよ。野外の記録とか」。さらにCHA-CHAの「生き残り方っていうのがあって」と語り、「会議をして、何を俺たちは武器にしようって言った時に、光GENJIができないことをすりゃあいいんじゃないかと」との結論に至ったと回顧した。

 実際には「光GENJIのファンから落ちて来た子たちに、“光GENJIって何ができないからCHA-CHAのファンになったの?”って言ったら、“まず握手ができない、しゃべれない、ファンレターの返事が来ない、サインをしてくれない”会えないからね。全部CHA-CHAはやれるようにしようって」とファンサービスに努めたという。

 そのため「テレビ局に入る時もタクシーで来るな、電車で来い。電車で駅から歩いて来て、その間ファンがうわって集まって、手紙をもらう、差し入れをもらう、サインをするってそれを全部徹底させたんですよ」と説明した。

 北斗がAKB48の握手会の例を挙げると、勝俣は「あれ、アイドルで始めたのはCHA-CHAなんです」と明言。「CHA-CHAもCDに握手券みたいなのを付けて、コンサートとかで行かない地方とかあるんで、そういう所に体育館とか借りて、そういう所で買った人たちに握手をできるようにすればいいんじゃないかって。握手とかも今みたいに10秒ではがすとかじゃなくてゆっくり。全員と握手するように」と打ち明けた。

 さらに握手会はプレゼントも持参して良いルールだったと言い、「ラジオとかで何が欲しいって言ってたんですよ」と驚きの発言。「お酒が好きだからお酒が欲しいっていうと、とにかくたぶん中学生とか小学生が、お父さんが海外で買って来た陶器の中に入ったナポレオンとか、船の中に入ったブランデーとかあったじゃないですか、あれを持ってきちゃう」と自身の2部屋だったというアパートの「4畳半の部屋全部酒になったんです」とぶっちゃけた。

 また「車が買えないって言ったら、自転車が4台送られて来たんですよ。車は買えないって言って」「自転車に勝俣州和って書いてマンションの前に止めといたら、1日で全部盗まれましたね。次の1台に嶋田源一郎って書いたんです。天龍源一郎さんの本名。その自転車は盗まれたなかったっていう」と笑ってみせた。

 「握手会をしたらファンが増えて来ましたね。会えるアイドルっていう」としみじみ。当時について「(光GENJIの)諸星(和己)くんと戦ってましたから。諸星くんカウンタック乗ってた時に、僕スクーターでしたから」と話して笑わせた。

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