博多座で「ヤマトタケル」きょう初日 約400人詰めかけ鏡開き 中村壱太郎「千秋楽まで毎日満員御礼を」

2024年10月08日 11:26

芸能

博多座で「ヤマトタケル」きょう初日 約400人詰めかけ鏡開き 中村壱太郎「千秋楽まで毎日満員御礼を」
鏡開きを行った(左から)中村米吉、市川團子、中村隼人、中村壱太郎(撮影・杉浦 友樹) Photo By スポニチ
 福岡市の博多座は25周年イヤーだ。きょう8日からはスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」が初日を迎える。午前中にはファン約400人が来場して鏡開きが行われ出演者の中村隼人、市川團子、中村壱太郎、中村米吉が意気込みを語った。
 86年に初演され日本神話のヤマトタケルの波乱に満ちた半生と伝説を大胆な構想のもと、独創的なドラマとして築き上げ「スーパー歌舞伎」というジャンルを新たに打ち立てた歴史的な作品と知られる。今年の2月に東京の新橋演舞場で始まり名古屋、大阪と回り博多座が集大成。博多座では11年ぶりの上演となる。

 中村隼人、市川團子が小碓命後にヤマトタケル大碓命を。中村壱太郎、中村米吉が兄橘姫、弟橘姫の姉妹をそれぞれ交互出演で演じ8つのパターンを楽しめる。中村隼人は「作品の持っているパワーに負けないように1カ月間必死に務めたい」と力強くあいさつ。福岡生まれの市川團子は「集大成の舞台を博多座で務めさせていただくのをうれしく思う」と心境を語った。

 中村壱太郎は「二度三度と来ていただいてたくさんのバージョンを見ていただければ。

千秋楽まで“毎日満員御礼”を公約に掲げまして博多座を乗り切ってほしいと思う。応援のほどよろしくお願いします」と呼びかけた。中村米吉は「今回の興行は8パターンの上演の形かんげきがある。少なくとも4つを見ていただければ」とアピールした。

 22日が千秋楽。観劇料はA席が1万6500円、特B席が1万2500円、B席が9500円、C席が5500円。

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