数学が全国1位だった若手芸人の“自立”のストーリーに名越康文氏「その時に親の重力に負けてたら…」
2024年10月08日 14:30
芸能
毎日の勉強時間は「起きてる時間はずっと」と明かし、「(子供の頃)野球をしたかったんですけど、親に言ったら野球はアカン、算数しかアカンて言われて」と、勉強漬けだったことを打ち明けた。
さらに体の成長のため、中学時代まで「夜9時には寝させられてた」と告白すると、なるみは「何て言ったん?芸人になる時…」と興味津々。一度は親に告げたものの「それはアカン」と反対され、「とりあえず3年は働きなさい」との両親の言葉を明かした。
しかし「これが俺の人生のラストチャンスやってなって」と決意。「就活で1社決まりそうになったけど、これで決まったら就職してしまって好きなことが出来へん。だから就職先に行って『実は芸人になりたいんで辞めときます』、おかんには『就活失敗した』って嘘をついた」と話した。
そんな当時の状況に番組ゲストの精神科医・名越康文氏は「ものすごく正しいと思います。親に対して義理も果たしてる」と分析。「本当にワンチャンスやったかもしれない、その時に親の重力に負けてたら何も自分で決められない…親から自立しないとっていうのが本能で分かったんちゃうかな」と説明すると、「凄いな」「がんばったんや」と口々にねぎらわれていた。