「私のヘリへ」シン・ヘソン、イ・ジヌクに笑顔で別れを告げる【ネタバレあり】

2024年10月08日 19:00

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=genie TVオリジナル「私のヘリへ」
「私のヘリへ」の視聴率がまた上昇した。

韓国で10月7日に放送されたgenie TVオリジナル「私のヘリへ」第5話の視聴率は全国2.8%、首都圏3.2%で首都圏基準3%突破に成功した。同作は、毎回視聴率が上昇し、自己最高視聴率を更新した。

特に、イ・ハイの感性的なボーカルが盛り込まれたOST(挿入歌)や、シン・ヘソンを巡るイ・ジヌクとカン・フンの三角関係の行方に関心が高まり、今秋絶対見るべき恋愛ドラマに浮上した。

第5話では、エレベーターでヒョノ(イ・ジヌク)とキスしたウノ(シン・ヘソン)が翌日、自分の家で目を覚ましてから始まった。ウノは、ヒョノがまだそばにいることに驚き、嬉しい気持ちを隠せなかった。それから優しくウノの面倒を見てあげる今のヒョノと依然、冷静に彼女を離れた彼の姿がオーバーラップされ、彼らの過去が繰り広げられた。

3年前、「結婚?僕はそんなことしない、ウノ。最初から言ったじゃないか」と言うヒョノにウノは「8年も会ったじゃないか。あなたが本当に私と結婚する気がなかったら、8年も会うはずがない。それなら、早く別れるべきだった」と問い詰めた。その後、ヒョノはウノに別れを告げ、ウノは突然の別れ話に戸惑い、「これは違う。8年も会ったじゃないか」と彼を捕まえた。しかし、ウノの手を離したヒョノは「8年間会っても、8週間会っても別れるのは同じだ」と冷静に言いながらも涙を流し、自分だけのやり方でウノのため別れを選ぶ姿で視聴者を悲しませた。そうだった二人はキスした後、一緒に日常を過ごし、恋人だった時代に戻ったかのように幸せに微笑んだが、彼らの間にはどこかきわどい雰囲気が続いた。

ヘリの姿で通っていた病院を訪れたウノは、医師に会って何も覚えていないと混乱した。やがてウノがヘリを自分の実の妹だと明かした後、姉妹の幼い頃の話が描かれた。事故で一瞬にして両親をなくしたウノは、幼いながらもヘリの姉で保護者になった。しかし、時間が経って大学生だったヘリが行方不明になり、姉妹を育ててくれた遠い親戚の祖母まで亡くなると、ウノの人生は根こそぎ揺れた。それからウノは行方不明になった妹ヘリの夢通りに生きてみることを決心し、いつのまにか多重人格障害を患うことになったのだ。ウノは医師に「一度生きてみたかったです。ただ幸せだったあの子のまま生きてみたら、私もそうなれるかもしれないじゃないかと思って」と本音を打ち明けた。「それで幸せになったのか」という質問には「3年間あの子のまま生きてみたけど、全く」と言った。

一方、ジュヨン(カン・フン)もウノとヘリの関係を疑った。偶然特番を進行していたところ、ウノの職場の同僚である「黄金コウモリ」の記者チョン・ジェヨン(ユン・ジュマン)に会ったジュヨンは、初対面の彼から「そちらがチュ・ウノの妹と話しているのを見たことがある」と言われ、ウノの名前をポータルサイトで検索した。彼はウノとそっくりなヘリの外貌と、自分を一人娘だと言ったヘリの過去の言葉を思い出し、疑問に思った。直ちにヘリの家を訪れたジュヨンは、自身が知っていたヘリが家の前でヒョノと恋人のような雰囲気で家に入ると、混乱した。

ウノとヒョノの幸せだが、きわどい日常は結局、ヒョノがスジョン(イ・ピラ)の電話を受けて急いでウノの家を離れ、壊れてしまった。一人残されたウノの姿とともに、彼らが別れた瞬間が繰り広げられ、再び別れの瞬間が再現された。過去、ウノはヒョノを捕まえ、「二度と結婚の話はしない。ごめん」と泣き出したが、ヒョノは「やめよう」と線を引いた。再び現実に戻ったウノの表情は固まっていた。やがてヒョノが帰り、ウノの家のドアを叩いた。彼は雨に濡れたまま「こんなに時々痛くなってほしい。そうしてくれるか、ウノ」と頼む姿で彼女への愛情をうかがわせた。しかし、ウノは「いや、私は絶対に痛くない。これ見よがしによく生きてみるつもりだ」とし「さようなら。挨拶はこうするのだと言ったでしょう?」と別れた当時、ヒョノが「なぜ泣くのか。笑いながらするんだよ、挨拶のようなものは」と言ったことに触れ、笑顔を見せた。それから「さようなら、チョン・ヒョノ」とドアを閉め、ドアの間を置いてしばらく立っていた2人の中でウノが先に背を向け、今回は自分が別れを告げた。

放送の最後には、ヒョノが結婚しない理由を推察させるシーンが描かれ、好奇心を刺激した。彼が葬儀場で誰かに「どんな女性が僕のところに嫁に来るのか。おばあちゃんたちの面倒は僕ひとりで見なきゃ。僕は大丈夫だけど、ここは他の人たちには地獄だ」と独白するように言い、「結婚はしたいんだよね」と聞く相手の質問に何も言えない姿でウノへの愛と切実さが感じられた。

同作は、新しい人格が発現したアナウンサーのウノと、心の傷を隠していた元彼ヒョノ(イ・ジヌク)のリフレッシュロマンスだ。

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