パックン 103万円の壁に私見「税金を引かれたことに気づかないほどゆっくり、スロープ型にすれば…」

2024年11月05日 21:25

芸能

パックン 103万円の壁に私見「税金を引かれたことに気づかないほどゆっくり、スロープ型にすれば…」
パックンこと、パトリック・ハーラン Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(53)が5日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に代打パーソナリティーとして生出演し、年収をめぐる103万円の壁について私見を語った。
 10月の衆院選では国民民主党が、所得税が課税される「年収103万円の壁」のボーダーラインを178万円に引き上げることを訴え、20~30代の支持を受けた。議席は公示前の7議席から28議席へ、4倍増の大躍進だった。一方で、政府からは103万円の壁を引き上げることによる税収減を指摘する声も出た。

 パックンは、年収が103万円になったとたんに発生する“壁”に疑問を呈した。「政府からインセンティブで、102万までに収めて下さいと。102万9000までに年収を収めてくれよという、そういう訴えかけにも感じる」。自身の認識を口にし、「その必要がないなら、いきなり5%とか、10%の税率じゃなくて、“104万円からは0・1%です、0・5%です”と、収入が増えたけど、税金を引かれたことに気づかないほどにゆっくりと、スロープ型にすればいい」と提案した。

 日本の税制では、課税所得4000万円以上は一律で45%の所得税率となり、これが最高税率となる。パックンは最高税率のてこ入れも必要ではないかと訴えた。「MAXもゆるりとすると。100(%)に近づいてもいいんじゃないか。僕が孫正義さんが同じ税率かな?おかしいでしょう?」などとジョークをまじえて指摘。「ゆるりと上げる制度にすれば(いい)。壁にぶつからないで、できるだけ頑張って、稼いで、少しずつ納めるようにすればいいのではないでしょうか?」とも話した。

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