【英ダービー】21年ぶり米国産馬のシティオブトロイがV ムーアは同レース4勝目

2024年06月03日 05:11

競馬

 英クラシック3冠第2ラウンド「第245回英ダービー」(芝2410メートル)は1日、同国南東部のエプソム競馬場で16頭で争われ、後方馬群で脚をためたムーア騎乗の1番人気シティオブトロイ(牡=愛A・オブライエン、父ジャスティファイ)が直線、内のスペースを突いて2馬身3/4差で差し切った。
 やや重で勝ち時計2分38秒32。03年クリスキン以来、21年ぶりの米国産馬V。3冠初戦の英2000ギニーは休み明けがこたえ、9着とデビュー4戦目で初黒星を喫したが叩き2走目で巻き返した。騎手&調教師ともに昨年の覇者オーギュストロダンと同じ組み合わせでムーアは同レース4勝目、A・オブライエン師は10勝目となった。

 父ジャスティファイは18年に米クラシック3冠制覇を成し遂げた。A・オブライエン師は今後、ダートに切り替えてトラヴァーズS(8月24日、サラトガ)をステップにBCクラシック(11月2日、デルマー)に参戦する米遠征プランを地元メディアに明かし、欧州に狙いを絞るなら夏場はエクリプスS(7月6日、サンダウン)やキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(7月27日、アスコット)、秋は凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン)が候補。全てのビッグレースが選択肢になる。

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