【向日町競輪 名輪会C荒木実賞スポニチ杯】山田久徳が地元で2年ぶりV

2024年06月03日 18:17

競輪

【向日町競輪 名輪会C荒木実賞スポニチ杯】山田久徳が地元で2年ぶりV
優勝カップを両手に喜びをかみしめる山田久徳 Photo By スポニチ
 向日町競輪の「日本名輪会カップ荒木実賞スポーツニッポン杯」S級決勝戦が12Rで行われ、福永大智に乗った山田久徳(36=京都)が4月の四日市F1以来、今年2度目、地元では2年ぶりのVを決めた。
 スタートを取った福永が予想通りに突っ張り先行。いったん下げた阿部力也が打鐘から強引に仕掛けた。だが、山田のけん制でダウン。福永―山田―三谷将太で飛ばす。

 そこに阿部を捨てた守沢太志。2角で鋭く捲り上げた。これに合わせた山田が3角過ぎから踏み込みVゴール。マークの三谷まで連れ込んだ。

 「福永君が頑張ってくれた。(守沢が)見えたので迷ったが踏ませてもらった」

 特選同様に北日本を封じた福永の気持ちを受け、山田は勝ちに徹した。

 直前の高知全プロ記念で落車した不安もあったが、そのプレッシャーをはねのけ、期待に応えた。

 ◇山田 久徳(やまだ・ひさのり)1987年(昭62)8月24日生まれの36歳。京都支部所属。93期生として08年1月デビュー。ビッグ競輪の常連でG3は4V。自力、差しを使い分ける自在型。通算1402戦332勝。1メートル70、74キロ。血液型B。

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