平岡拓晃 地獄だった4年前 心に突き刺さった「なぜ平岡を選んだ?」の声

2012年07月29日 07:06

五輪

平岡拓晃 地獄だった4年前 心に突き刺さった「なぜ平岡を選んだ?」の声
銀メダルを手にする平岡
ロンドン五輪柔道
 男子60キロ級の平岡拓晃(27=了徳寺学園職)が決勝でアルセン・ガルスチャン(ロシア)に一本負けを喫したものの、銀メダルを獲得した。

 天国から地獄を味わった4年前。五輪3連覇中の野村忠宏(ミキハウス)の代わりに選ばれた北京五輪は、大会前の左膝の故障で調整がうまくできず、本番では前に出ることもできないまま敗れた。

 「なぜ平岡を選んだ?」。その周囲の声が心に突き刺さった。スタンドで見守った両親が「すいませんでした」と頭を下げたことを聞き、「本当にごめん」と号泣して謝罪したのは、北京のホテルの電話だった。

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