ロンドン五輪で日本のメダル第1号となる銀メダルを獲得した柔道男子60キロ級の平岡拓晃(了徳寺学園職)が29日、市内のジャパンハウスで記者会見し「悔しい思いもあるし、ほっとした気持ちもあって複雑。まだ気持ちの整理がついていない」と一夜明けての感想を語った。
重量挙げ女子48キロ級で銀メダルの三宅宏実(いちご)は「大きな舞台でようやく念願のメダルを手にすることができて、本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。「これまで父とけんかしたことや負傷など嫌な思い出も多かったが、昨日の試合で吹き飛んだ。4年先のことは何も考えていない」と話した。(共同)